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「悪いが、無理に決まってるだろ」
『…、理由をお聞きしても?」
「私は君と違って生きているんだ、この身体で私の意志を持っていて初めてな。それなのに私がこの身体を捨ててどうするんだ?、もし君がいくら頑張って私の記憶と人格を持った身体を作ったとしてもそれは私じゃない。ただの模造品だ」
「それと、君の事だし一応言っておくが、私から身体を無理矢理奪おうとしても無駄だからな。その時はこの施設をぶっ壊してやるつもりで暴れてやるから覚悟しとけよ?」
『それは…、残念ですね』
「…お前、一体何をしようとしているんだ?」
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『おはようございます。ルェンさん』
「今日も猿轡無しか…、方針を変えたのか?」
『はい、身体面での検証は凡そ済みましたので』
「一応質問しておくが、この前仁と会ったとかなんとか言ってたよな。その時はどんな感じだったんだ?私と同じような事をやったのかとかじゃないよな…」
『まさか。以前マドリードで“お友達”とお話ししている最中にお会いしましてね。良い機会でしたしそのまま少しお茶しました。出来ればメスを入れて調べてみたいところが山程あったのですが、流石に初対面のヒト相手にそのような事は失礼が過ぎると思いまして触診のみにしました』
『安心してください。勿論ジン・ツキヨ氏本人からの許可を取ってからですよ』
「彼女が居るのによく了承してくれたもんだな、アイツにしちゃ珍しい。それと君に少し頼み事があるんだ。一つ欲しいもんがあるんだが」
『内容にもよりますが、どのようなものですか?』
「出来れば少し大きめのやつがいいな…、一度君が着たやつでもいいから出来れば白衣が欲しいんだ。いけるか?」
用が済んだらまたマドリードに放り投げちゃって大丈夫です()
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(*゚Д゚)オォォ...
お疲れ様です。茶番を作成するにあたっての質問内容をまとめてきますのでしばしお待ちを...。