(起床())
ルイス(あれ…?私はさっきまでロコモコを食べていたはず…。何でこんなとこで寝てるの?)
(足音)
ルイス「だっ誰!?」
エミリー「ようやく起きた?だいぶ待ったよ…」
ルイス(この人はまさか…?エm)
エミリー「私の名前はエミリー。あなたは…ルイスだったよね?」
ルイス(やっぱり)「あ、うん。…で、エミリー?あんたは何で私をこんなところに?」
エミリー「ちょっとした研究だよ、海外の人外についてのね。髪の毛1本でも嬉しいんだけど…」
彼女をこんな姿にしたのは研究で生まれた寄生生物。そんなことが外国に知られたら…どうなることか。国際問題にまで発展するかも知れない。それだけは防がなければ。
カチャッ
エミリー「?」
パンパンッ
エミリー「ぐっ…」
エミリー(情報によると彼女は人を傷つけたりすることを徹底的に拒むはず…なぜ自分から撃ってきたの?)
ルイス「悪いけど、私の情報…正体について晒すわけにはいかない。」
ルイスは走ってエミリーの懐に飛び込む。隙をついて急所を突いた。しかし、後ずさりしたエミリーを見て油断している間にどこからともなく尻尾が現れた。
ルイス「カハッ」
エミリー「そっちがその気ならこっちも相応に遊んであげないとね。」
ルイス「仕方ない」
エミリー「?」
ルイスが音を立てながら変化し、…完全な寄生体となった。
エミリー「これがルイスの能力か…面白そうだね」
ルイス?(唸り声)
ルイスが口を大きく開きながら肉薄する。しかし、無防備過ぎたかエミリーの反撃を食らう。
ルイス?「ガァッ…」
エミリー「効いたみたい… …?」
さすがに学んだか、今度は触手で自分の身を保護しながら慎重に接近してくる。
エミリー「ふッ」
エミリーの尻尾が直撃したものの、少しよろめいただけだった(手加減しているのもあるだろうが)。そしてルイスが反撃する。
ルイス?(唸り声)
バシッ
ドサッ
触手で足をすくわれ、エミリーは転倒した。
エミリー「くそっ」
フラッ…
突然ルイスがふらつきだす。倒れながらもエミリーを伸びる舌で攻撃した。貫かれたのは…左肩だ。
ルイスドサッ
エミリー「痛… あれっ倒れてる…おしまい?」
その通りである。
エミリー「彼女はなぜか倒れた…っていっても私も肩を抜かれてるから、勝手ながら引き分けってことで…いいかな?」
プチッ
エミリー「「サンプル」、頂くよ。…てそうだ、みんなこの子を病院まで送って。丁寧に扱うのよ。」
エミリーの隊員「了解しました」
おぉ、待ってました()
完成度が高くて嬉しいです!
私情になっちゃうんですが、ルイス搬送先ガラパゴスのプエルト・アヨラに予定してたのでそっちに変更してもらえると嬉しいです()了解しました。あと、勝手ながらなぜかスッと浮かんできた続きを付け加えました。ぜひお読みください()
あざっす!()