↑(規制済み)直前のAg-1991-3
発見∶1991年
被験者∶データなし
能力∶不明
分類∶海洋種
Ag-1991-3(フレン∶Hrönn)は、初期に確認されたエーギルの一つです。海軍の駆逐艦(削除済み)によって捕獲され、カナリア諸島の研究施設にて研究が行われましたが、イグニス計画中で行われたエーギルの人工操作装置の実験にて暴走を起こし、Ag-1991-3は駆除、研究施設は放棄されました。
発見∶2019年
被験者∶ツェツィーリエ
能力∶胞子排出、再生
分類∶腫瘍核種
保管場所∶FMI
Ag-2019-29は、志願したツェツィーリエを被験者としてエーギルの体細胞、植物の遺伝子をかけ合わせた腫瘍核種に分類される半エーギル(AI's)です。体に赤色または紫色に該当する色の胞子袋を形成し、一定時間で胞子袋から胞子(Ag-2016-2-1)の放出が確認されました。
↑職員との会話を行うAg-2016-2(生後29時間)。
発見∶2016年
被験者∶データなし
能力∶
分類∶海洋種
保管場所∶FMI
Ag-2016-2は、Ag-2016-1と削除済みの間の生殖実験で生まれた個体です。生殖による複数の能力取得の実験のため利用されましたが、生後42時間後に死亡しました。(画像は生後29時間後)Ag-2016-2は、人間との最低限のコミュニケーションが可能でありいくつかの不明な言語を発現しました。現在、情報の不足から解読は進んでいません。
追記∶現在も解読は進んでいません。
通報 ...
↑1996年のAg-1991-1
発見∶1991年
被験者∶
能力∶擬態者、再生者
分類∶海洋種・擬態種・知性型
Ag-1991-1は、帝国にて最初に確認された純正のエーギルです。
なお、Ag-1991-1は形が定まらず何度か変形を繰り返しました。
2001年にフォルメンテラ海洋研究所の第33水槽から収容違反を起こしたと考えられていましたが、同研究所の医者(カッル・レポラを自称する。Ag-1991-1-1)は自分がAg-1991-1であると主張し、調査が行われた結果Ag-1991-1が人形に擬態でき、人語を理解し会話できることが明らかとなりました。
Ag-1991-1から得られた体細胞は、他の計画にて用いられエーギルの研究に貢献しています。その功績、帝国への忠誠からAg-1991-1はある程度の規定の下で研究所の出入りが許可されました。
追記∶2023年、マドリードにて異性体(エミリーを自称する)に接触が確認されました。規約違反のため以降、当面の間の研究所の自由な出入りを禁じます。
[no-data]
発見∶1991年
被験者∶削除済み
能力∶雷鳴者、再生者
分類∶陸上種・知性型?
備考∶半エーギル
Ag-1991-2は、旧皇帝権の特殊部隊に所属していたシナノを自称する、帝国において初めて確認された人形の半エーギルです。エーギル化の経緯については本人も覚えておらず、現状不明です。
骨格、臓器共に人間に準拠しており、人間のように普通に会話が可能です(Ag-1991-2はクロアチア語を話しました)
ですが、背中や足など12ヶ所に黒い結晶が発生しているなど差異もあるようです。
意思疎通が可能なこと、異常も見られないことから軍役などは許可されると共に、高い戦闘力を見込みエーギルの収容違反などへの対処を行う契約を締結しました。
追記1∶Ag-2006-19の収容違反発生時、右腕を失ったため、Ag-1991-3の体細胞を用いて再生が試みられました。結果、Ag-1991-2は一命をとりとめましたが、体に絶縁体、放電器官といった一部の海洋生物が持つ器官が生成されました。
[!no data]
〈報告〉∶
「voz del mar」(mシグナル)は、時々大西洋及び地中海などから観測される5〜240秒に渡る電波信号を指す事象です。
Mシグナルの観測後、10〜1500秒の間にいずれかの個体が収容違反、暴走などの事象を必ずといっていいほどの確率で引き起こします。
Mシグナルは、1992年に初観測され、その後カナリア諸島のカナリア特別収容区(現在は廃棄)にて、Ag-1991-3の収容違反及び暴走が発生しました。ᚺᚨᚺᚨ ᚷᚨ ᚣᛟᚾᛞᛖᚱᚢ
研究者のガストル氏は、1996年までに観測された(削除済み)回のMシグナルを解析し、エーギル及び半エーギルの暴走はMシグナルに関係していると考察し、軍との協力の下でMシグナルの観測、危険事象への対応を進めています。
ᚢᛗᛁ ᚾᛁ ᚲᚨᛖᚱᚢ
〈追記〉∶
Ag-1991-1の収容違反の際にはMシグナルは観測されませんでした。
略称∶OOI(O²I)
所有者∶ANH
所長∶アンネ=ソフィー・ロクサンヌ・バルテ
ANHとエレナ・ニーナの共同出資の下で建設された海洋研究所。ガリシア王国ア・コルーニャ県北部オレイロスに建設され、大西洋における海洋関連技術の習得を目指している。
略称∶FMI
所有者∶ANH,EN
所長∶テレジア・アマーリエ・ザイフリート
旧エーギル自治領ピティウザス群島フォルメンテーラ島にある海洋研究所。海洋プラントの「第1994番施設」、「第1995番施設」及び本島の「国立フォルメンテーラ研究所」からなる。エスパルマドール島およびイビサ島の塩生植物およびビャクシン属の低木林が生える塩類平原、周辺の海洋生物の保護、研究を行っている。なお、当施設のあるピティウザス群島は帝国政府により「特定侵入禁止地区」にしていされ、民間人の渡航を禁止されている。
↑フォルメンテラ海洋研究所の海洋プラント群「第1994番施設」。