主武装:55口径152mm2A95榴弾砲
副武装:14.5mm重機関銃 NNGK
装甲:砲塔-15/15/15
車体-25/15/15
乗員:5名
2S20は、T-74の車体を流用して作られた、自走式榴弾砲である。
基本的にはT-74の車体を流用し、そこに新たに設計された砲塔を搭載したものとなっている。
砲塔に必要なシステムをすべて搭載しており、砲塔の後部には21.6hpのガスタービン補助エンジンが搭載されており、主エンジンを停止していても射撃が可能である。
搭載砲は2A95榴弾砲(55口径152mm)で、これまで開発され実用化されたすべての152mm砲弾を使用する事ができ、さらにレーザー誘導砲弾ROF-49 トレビシュエットが使用できる。ROF-49は前線観測班が照射するレーザーによって誘導される砲弾である。最大射程は長砲身化によって延伸され、通常弾の場合60km、RAP(ロケットアシスト弾)では69km、ROF-49の場合は46kmである。長砲身の代償で、前車より砲身がたわみやすく、寿命が短くなっている。
砲塔内には55発分の砲弾および装薬が搭載されている。砲弾及び装薬は自動装填架に詰め込まれ、射撃後約6秒で装填が完了する。
発射速度は車内の物を使用した場合毎分10発、外部給弾の場合は毎分6-7発になる。
また、2A95は反動が非常に強烈なため、砲口先端には多孔式マズルブレーキが装備されている。
ICFのみ輸出可能
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