仕事をしていく上で、仕事運は気になるところですよね。
でも、待っているだけでは運気は上がっていかないものです。
意識的にどう行動していくべきかをまとめてみました。
(人生の教科書HAPPYLIFEさんから引用)
代表 b0eefd2f7f
香里うらん
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第一話 30分早く出社すれば、30分以上早く、仕事が片付く。
多くの社員が、就業時間ぎりぎりに出社します。
ぎりぎりに出社するのが、最も無駄がないと思うからです。
遅刻にならず、仕事をする時間も短くなります。
仕事の時間が短縮できれば、疲れも小さくなるだろうと思います。
しかし、ここが、わななのです。
実は、最も無駄の多い出社の仕方です。
最も道が混む時間に、焦りながら出社すると、疲れます。
出社してからまず休憩が必要になり、スムーズに仕事が始められません。
大きなロスを生みます。
たしかに遅刻はしていませんが、理想的な仕事の始め方ではありません。
ぎりぎりに出社するのが、一番効率の悪い仕事の始め方なのです。
理想的な仕事の始め方は、シンプルです。
30分早く出社するだけです。
出社のタイミングを、30分早くすれば、数多くのメリットがあります。
30分早く家を出ると、電車や道路がいつもよりすいているため、スムーズです。
早めに出社すれば、仕事前の準備ができ、スタートダッシュができます。
出社の疲れも小さいため、仕事の集中力も、長続きします。
30分早く出社すれば、30分早く、仕事が片付くのではありません。
30分以上早く、仕事が片付きます。
たった30分早く出社するだけで、スムーズに仕事を始められます。
仕事は、すでに出社で差がついているのです。
第二話 やりたい仕事は、すぐさせてもらえない。
やりたい仕事は、すぐさせてもらえません。
すぐさせてもらえないのが、普通です。
やりたい仕事ほど、人気です。
面白くて楽しいですが、責任もあります。
上司や先輩は、まだあなたの仕事ぶりを知らないため、仕事を頼むことにためらいがあります。
そこでまず、やりたくもない仕事をやらせようとします。
意地悪ではないかと思いますが、そうではありません。
テストです。
やりたくもない仕事を依頼したとき、あなたがどう出るか、見ているのです。
やりたくもない仕事は、喜んで引き受けましょう。
「喜んで」という表情で快く引き受ければ、上司や先輩は「おや」と思います。
やりたくもない仕事でも、きちんと丁寧に仕上げることです。
できるだけ早く、できるだけ完璧を目指します。
ささいな雑用でも、丁寧に仕上げます。
雑用ほど、芸術的に仕上げましょう。
上司や先輩は、見ていないようで、見ています。
やりたくもない仕事を何度もやらされますが、手を抜かず、常にきちんと仕上げることが大切です。
一つ一つの仕事をきちんと仕上げるたびに、信頼が上積みされます。
ある一定水準に達したとき「これなら大きな仕事を任せても大丈夫だろう」という信頼を勝ち取れます。
ようやく、やりたい仕事をやらせてもらえるようになるのです。
第三話 どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、やりやすくなる。
仕事の中には、やりにくい仕事があります。
そもそも仕事とは、最初は何でも「やりにくい」と感じるものです。
手順が難しい仕事を進めるとき、最初はあたふたするものです。
あたふたするのは、頭で考えているからです。
頭の中で「こういうときにはこうして、ああいうときはこうして」とつぶやきながら、仕事をしています。
頭で考えていると、ぎこちない動きになり、スムーズにできません。
苦手意識があると、つい避けてしまいがちです。
避けているかぎり、いつまで経ってもスムーズに仕事ができるようにはなりません。
もっとシンプルに考えましょう。
やりにくい仕事は、100回、繰り返せばいいだけです。
「難しい」「やりにくい」という苦手意識は、ひとまず置きます。
練習と失敗をたくさんするつもりで、淡々と繰り返しましょう。
人は、慣れる生き物です。
どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、慣れます。
100回もやれば、仕事の進め方が、頭ではなく体に染み込みます。
体が勝手に動くようになる上、早く正確にこなせるようになります。
練習のつもりで繰り返せば、うまくいかなくても落ち込みません。
練習、練習、また練習です。
仕事の質とは、量です。
たくさん量をこなすと、必然的に、質も上がっていくのです。
第四話 会社は、利用されるものではなく、利用するもの。
会社は、手段です。
自分が成長する手段です。
スポーツ選手は、体を鍛えるときには、ジムに行きます。
では、社会人が人間性を鍛えるときは、どこへ行くのでしょうか。
社会人が人間性を鍛えるときは、会社に行くのです。
会社とは、人間性を鍛えるジムです。
会社で与えられるプロジェクトは、トレーニング・メニューです。
仕事の一つ一つは、ダンベルです。
職場では、必ず苦しいことが与えられます。
面倒くさい仕事や、人間関係に苦労します。
「苦しいなあ」と思いますが、どう思うかです。
苦しいのは、当然です。
苦しいから、意味があります。
大切なことは、いかに苦しい仕事を楽しめるかです。
「会社の利益のために利用されている」と思っても仕方ありません。
そう考えるほど、気分が悪くなるだけです。
自分は会社を利用しているのだと考えるのです。
会社は、利用されるものではなく、利用するものです。
人間性を鍛える手段として、会社を存分に利用しましょう。
人間性を鍛えるためにしていると思えば、苦しい仕事も楽しめます。
今日もあなたは、会社という名のジムへ、人間性を鍛えに向かっているのです。
第五話 会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質がよくなる。
仕事は、コミュニケーションの連続です。
仕事とは人間関係から成り立ち、人間関係とはコミュニケーションから成り立ちます。
仕事を突き詰めると、底辺には、コミュニケーションがあります。
コミュニケーションの質を上げると、ゆくゆくは仕事の質の向上にもつながります。
このとき、コミュニケーションの質を上げる、いいアイデアがあります。
会話に名前を含めることです。
「あの件はどうなりましたか」と尋ねるのでは、淡泊です。
「水口さん、あの件はどうなりましたか」と、名前を含めて尋ねましょう。
名前を含めただけですが「あなたに向かって話しかけています」という印象が、ぐっとアップします。
語りかける印象が強くなるため、相手も強く反応します。
同時に、言葉の重みも増すため、コミュニケーションがスムーズになるのです。
「おはようございます」ではなく「水口さん。おはようございます」です。
「これについてどう思われますか」ではなく「水口さんはこれについて、どう思われますか」です。
相手の名前を含めるのは、恥ずかしいことではありません。
相手にとって、嬉しいことです。
どんどん会話に名前を含め、コミュニケーションをアップさせましょう。
会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質もよくなるのです。