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【コラム】仕事運を上げる方法(全30話)

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仕事をしていく上で、仕事運は気になるところですよね。
でも、待っているだけでは運気は上がっていかないものです。
意識的にどう行動していくべきかをまとめてみました。
(人生の教科書HAPPYLIFEさんから引用)

香里うらん
作成: 2021/07/16 (金) 13:20:44
最終更新: 2021/07/26 (月) 18:32:38
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香里うらん 2021/07/16 (金) 13:23:22

第一話 30分早く出社すれば、30分以上早く、仕事が片付く。

多くの社員が、就業時間ぎりぎりに出社します。
ぎりぎりに出社するのが、最も無駄がないと思うからです。
遅刻にならず、仕事をする時間も短くなります。
仕事の時間が短縮できれば、疲れも小さくなるだろうと思います。
しかし、ここが、わななのです。
実は、最も無駄の多い出社の仕方です。
最も道が混む時間に、焦りながら出社すると、疲れます。
出社してからまず休憩が必要になり、スムーズに仕事が始められません。
大きなロスを生みます。
たしかに遅刻はしていませんが、理想的な仕事の始め方ではありません。
ぎりぎりに出社するのが、一番効率の悪い仕事の始め方なのです。
理想的な仕事の始め方は、シンプルです。
30分早く出社するだけです。
出社のタイミングを、30分早くすれば、数多くのメリットがあります。
30分早く家を出ると、電車や道路がいつもよりすいているため、スムーズです。
早めに出社すれば、仕事前の準備ができ、スタートダッシュができます。
出社の疲れも小さいため、仕事の集中力も、長続きします。
30分早く出社すれば、30分早く、仕事が片付くのではありません。
30分以上早く、仕事が片付きます。
たった30分早く出社するだけで、スムーズに仕事を始められます。
仕事は、すでに出社で差がついているのです。

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香里うらん 2021/07/16 (金) 13:25:19

第二話 やりたい仕事は、すぐさせてもらえない。

やりたい仕事は、すぐさせてもらえません。
すぐさせてもらえないのが、普通です。
やりたい仕事ほど、人気です。
面白くて楽しいですが、責任もあります。
上司や先輩は、まだあなたの仕事ぶりを知らないため、仕事を頼むことにためらいがあります。
そこでまず、やりたくもない仕事をやらせようとします。
意地悪ではないかと思いますが、そうではありません。
テストです。
やりたくもない仕事を依頼したとき、あなたがどう出るか、見ているのです。
やりたくもない仕事は、喜んで引き受けましょう。
「喜んで」という表情で快く引き受ければ、上司や先輩は「おや」と思います。
やりたくもない仕事でも、きちんと丁寧に仕上げることです。
できるだけ早く、できるだけ完璧を目指します。
ささいな雑用でも、丁寧に仕上げます。
雑用ほど、芸術的に仕上げましょう。
上司や先輩は、見ていないようで、見ています。
やりたくもない仕事を何度もやらされますが、手を抜かず、常にきちんと仕上げることが大切です。
一つ一つの仕事をきちんと仕上げるたびに、信頼が上積みされます。
ある一定水準に達したとき「これなら大きな仕事を任せても大丈夫だろう」という信頼を勝ち取れます。
ようやく、やりたい仕事をやらせてもらえるようになるのです。

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香里うらん 2021/07/16 (金) 13:27:26

第三話 どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、やりやすくなる。

仕事の中には、やりにくい仕事があります。
そもそも仕事とは、最初は何でも「やりにくい」と感じるものです。
手順が難しい仕事を進めるとき、最初はあたふたするものです。
あたふたするのは、頭で考えているからです。
頭の中で「こういうときにはこうして、ああいうときはこうして」とつぶやきながら、仕事をしています。
頭で考えていると、ぎこちない動きになり、スムーズにできません。
苦手意識があると、つい避けてしまいがちです。
避けているかぎり、いつまで経ってもスムーズに仕事ができるようにはなりません。
もっとシンプルに考えましょう。
やりにくい仕事は、100回、繰り返せばいいだけです。
「難しい」「やりにくい」という苦手意識は、ひとまず置きます。
練習と失敗をたくさんするつもりで、淡々と繰り返しましょう。
人は、慣れる生き物です。
どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、慣れます。
100回もやれば、仕事の進め方が、頭ではなく体に染み込みます。
体が勝手に動くようになる上、早く正確にこなせるようになります。
練習のつもりで繰り返せば、うまくいかなくても落ち込みません。
練習、練習、また練習です。
仕事の質とは、量です。
たくさん量をこなすと、必然的に、質も上がっていくのです。

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香里うらん 2021/07/16 (金) 13:28:57

第四話 会社は、利用されるものではなく、利用するもの。

会社は、手段です。
自分が成長する手段です。
スポーツ選手は、体を鍛えるときには、ジムに行きます。
では、社会人が人間性を鍛えるときは、どこへ行くのでしょうか。
社会人が人間性を鍛えるときは、会社に行くのです。
会社とは、人間性を鍛えるジムです。
会社で与えられるプロジェクトは、トレーニング・メニューです。
仕事の一つ一つは、ダンベルです。
職場では、必ず苦しいことが与えられます。
面倒くさい仕事や、人間関係に苦労します。
「苦しいなあ」と思いますが、どう思うかです。
苦しいのは、当然です。
苦しいから、意味があります。
大切なことは、いかに苦しい仕事を楽しめるかです。
「会社の利益のために利用されている」と思っても仕方ありません。
そう考えるほど、気分が悪くなるだけです。
自分は会社を利用しているのだと考えるのです。
会社は、利用されるものではなく、利用するものです。
人間性を鍛える手段として、会社を存分に利用しましょう。
人間性を鍛えるためにしていると思えば、苦しい仕事も楽しめます。
今日もあなたは、会社という名のジムへ、人間性を鍛えに向かっているのです。

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香里うらん 2021/07/16 (金) 13:30:12

第五話 会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質がよくなる。

仕事は、コミュニケーションの連続です。
仕事とは人間関係から成り立ち、人間関係とはコミュニケーションから成り立ちます。
仕事を突き詰めると、底辺には、コミュニケーションがあります。
コミュニケーションの質を上げると、ゆくゆくは仕事の質の向上にもつながります。
このとき、コミュニケーションの質を上げる、いいアイデアがあります。
会話に名前を含めることです。
「あの件はどうなりましたか」と尋ねるのでは、淡泊です。
「水口さん、あの件はどうなりましたか」と、名前を含めて尋ねましょう。
名前を含めただけですが「あなたに向かって話しかけています」という印象が、ぐっとアップします。
語りかける印象が強くなるため、相手も強く反応します。
同時に、言葉の重みも増すため、コミュニケーションがスムーズになるのです。
「おはようございます」ではなく「水口さん。おはようございます」です。
「これについてどう思われますか」ではなく「水口さんはこれについて、どう思われますか」です。
相手の名前を含めるのは、恥ずかしいことではありません。
相手にとって、嬉しいことです。
どんどん会話に名前を含め、コミュニケーションをアップさせましょう。
会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質もよくなるのです。