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My Vintage Audio 掲示板 / 155

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D404F203 2020/09/17 (木) 00:53:24 b7f8c@e919f

RS289と弦楽器の相性は抜群のようですね。
RS289の音を聴かれた方は一様にバイオリンやビオラの再生音を絶賛されます。
ある方はRS289で聞くとストラディバリとガルネリの違いが明瞭に分かると仰いました。
これはRS289の解像度の高さのなせる業でしょう。
RS289は送信管ですから受信管よりも真空度が高いのです。
更にはグリッドのプラス領域まで入力を加えますから動作時のピーク電流は相当なものになります。
球自体は大きくありませんがヒーターパワーはPX25やDA30同等であり豊富なエミッションを実現しています。
それからコンパクトな電極構造も見逃せません。
送信管は電極間の静電容量をできるだけ小さくするためにプレートは小さいほうが良いのです。
電極間の静電容量が小さければ抜けの良いハイスピードな音が期待できます。
これらのことを踏まえると低周波増幅使用時のRS289は非常に楽な動作をしているといえます。
RS289の解像度が高いのは、高い真空度、豊富なエミッション、コンパクトな電極構造が寄与していると考えています。

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  • 156
    ksusumu777 2020/09/17 (木) 07:41:21 >> 155

    なるほどこの真空管のタイトな響きは、その辺の構造から来ているのですね。
    RV210では音質の重心が中高域にあるため、響きが薄いより締まった音色に感じております。
    RS289の方は低域方向にやや重心を落として、聴きやすいバランスになっているようです。
    これらのテレフンケンTUBEはjazzやロックなどの曲種にも相性が良いかもしれません。