23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 109

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109
F24081 2024/10/29 (火) 17:29:45 e43ec@a35cc

今回の講義ではこれまでの講義の内容を振り返るような形で認知科学がどのような変遷を辿ったかを見直すことができた。学問の歴史における変化とは突然どこからともなく出てくるわけではなく、従来の考え方や当時の状況に影響を受けて「考え方Aと考え方Bを組み合わせるとこんなことも説明できるのではないか」「近年発展してきた技術Cを組み込めば今までできなかったことができるのではないか」「考え方Dはこう変えれば現実に即したものになるのではないか」というように広がっていくのだろうということの再確認の機会にもなった。
講義中に出てきた話では特に人間同士の関わりが人間と人間以外のものとの関わりと異なるという話が面白いと感じた。確かに、コミュニケーションというものは同じ状況だからといって必ずしも同じ結果になるとは限らないし、物理的な作用と違って嘘やすれ違いという可能性が出てくる。ここまでで出てきたそれぞれの考え方では、嘘(考えていることと異なる行動をする)はどのように扱うのか気になった。おそらく行動主義などでは想定していないのではないかというところまでは自力で考えてみたが、これ以上はどのように調べるべきか思いつかなかった。

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    satsugakushinri 2024/11/02 (土) 17:02:36 >> 109

     考えの組み合わせが新しいものを生み出すと言ったような話をしたかどうか、記憶が定かではありません。モノというのは物理的な法則によって動きますが、ヒトは情報によって動きます。モノとモノの関わりは物理法則に依拠しますが、ヒトとモノ、ヒトとヒトのま関わりは情報によって制御されます。ワトソン流の行動主義は、全部物理法則でいけると思っていたのかもしれません。ただしパブロフの条件づけの解釈をどうするかによりますが。
    5点差し上げます。