みんポケ!

【SS】アクティブクエスト

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これは、野菜を育む物語

あんみつ
作成: 2017/06/02 (金) 19:37:45
最終更新: 2017/06/02 (金) 19:39:14
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1
あんみつ 2017/06/02 (金) 19:55:34

「10000get!今日も絶好調だぜ!」

暗い部屋でアクティブは声高らかにガッツポーズをかます。
時は平日の昼間。近くにある学校からは鐘の音が響き渡る。

「さてと、艦コレでもやろ...ん?」

思わず目を細めた。
ホーム画面の端に見覚えの無いアイコンが表示されていたのだ。
なんだろうと思いつつアイコンをクリックしたその瞬間ーーーーーーーーーー

「うわあああああああああああ!」

激しい光と熱がアクティブを包んだ。

2
あんみつ 2017/06/02 (金) 19:59:32 修正

第一章 船出

3
あんみつ 2017/06/02 (金) 20:15:13

「怪しい奴め!何者だ!」

気づいたらアクティブは武具を揃えた男たちに囲まれていた。
状況が全くわからない、何故自分は刃を向けられているのか。

「あっあっあっあ」

誤解を解こうにも、コミュ障のアクティブは母親以外の人間とは喋ることは叶わない。

「何を言っているんだ!こいつは!」

もう涙目のアクティブに残された手段はひとつしか無かった。

「ああああああああああああああああああああああ!」

アクティブは絶叫しながらその場を逃げ出した。

4
774番道路のポケモンたち 2017/06/03 (土) 17:46:18 4da51@bd521

支援

5
あんみつ 2017/06/17 (土) 09:30:34 修正

無我夢中で逃走するアクティブ。

「はぁ···はぁ···」

後ろを振り向くと追っては来ていないようだ。
重たそうな鎧を着ていたからだろうか。

「···ってかなんだよこの状況は」

一息つくと腹が鳴った。そういえば朝から何も食べていない。
ちょうど目の前には畑が広がっていた。美味しそうな作物が並んでいる。

アクティブはつい畑から大根を引き抜くとそのままかじりついた。

「うめぇ···うめぇぞ···!」

口いっぱいに甘味が広がる、大根とは思えない味である。

6
あんみつ 2017/06/17 (土) 09:40:21

「おい」

後ろから高い声がした。
恐る恐る顔を向けると、そこには青年が立っていた。
手には鎌を持っている。察するにこの畑の主だろう。

「あっあっあっあ」

「奇妙な服装をしているが、超くせぇな···お前何者だ···?」

無論、アクティブは会話をすることは叶わない。
ついには青年も呆れ果てた。

「···まあ良いや。減ってるんだったらついてこいよ」

「えっえっえっえ」

「俺の名は大誤算。お前は?」