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簡単に言うとHEATは装甲表面で弾頭が爆発して、その爆発で貫通力の高い砲弾が発射される(実際はメタルジェットという金属のジェット噴射が発射される)。メタルジェットは爆発によって生み出されるから、距離や砲弾の速度に関係なく一定の貫通力が得られるし、HEのように信管が鋭敏だから傾斜で弾かれにくい。一方で弾頭内の炸薬はメタルジェットを生成するのに使われるから、貫通後のダメージはAPCRなどの無炸薬弾と同様に直線状にしか発生しない。しかし、メタルジェットは弾薬庫への誘爆率が高く、またエンジンや変速機も高確率で燃やすことができる。また、装甲表面での爆発にはHEと同様の破片効果もある。とはいえ、こちらは軽装甲車両やオープントップ以外には殆ど効果はない(たまに履帯が切れたり砲身が壊れたりする程度)。ただし、HEと同じく木や茂みなどで爆発してしまうので注意。

普通の砲弾は単純に装甲を運動エネルギーで貫通する。HEATは高圧力によって固体である金属が流体状に振る舞う化学エネルギーを用いた物。中に入ってから爆発するわけもなく、弾体が砕けて加害するわけでもない。メタルジェットは直線に細長く伸びていくのでモジュールを狙わなければならない。しかし着弾時の運動エネルギーに依らないので貫通力は一定を保つ。

字面から、よく「超高温で装甲を溶かしてる」と勘違いしてる人いるよね…

超簡単に言うと榴弾の真ん中に＜な形の鉄の板を入れるわけだ。すると着弾して炸裂した瞬間に鉄の板が高速で撃ちだされて鉄の芯みたいになる。だから距離に関係なく貫通力が一定でさらに、軽装甲目標にはHEと同等の効果が得られる。もちろん悪いところもHEを受け継いでいるからある。木なんかに着弾した瞬間炸裂するし、非常に垂れる。さらに小さな鉄の板なわけだから炸薬も入ってないし、加害距離も小さい、そして実際であればシュルツェンなんかの空間装甲に弱いはずなんだけどWTだと余裕で吹き飛ばす