ソ連 RankVII 攻撃ヘリコプター Ka-52
概要
Update 1.97 "Viking Fury"にてMi-28Nに続き2つ目のソビエトヘリツリーの完成形として実装された攻撃ヘリコプター。Ka-50の発展形であり複座化と全天候性の獲得がなされている。またAH-64Dの全周型には劣るもののミリ波レーダーを備えるため索敵面でも向上している。
機体情報(v2.3.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 390,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 1,020,000 |
乗員訓練費(SL) | 290,000 |
エキスパート化(SL) | 1,020,000 |
エース化(GE) | 2,800 |
エース化無料(RP) | 1,080,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 2,800 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 11.0 / 11.7 / 10.7 |
RP倍率 | 2.32 |
SL倍率 | 1.3 / 2.6 / 3.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 315⇒320 / 289⇒310 |
(高度1,000m時) | |
最高高度(m) | 5,400 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
最大推力(kgf) | ***⇒*** / ***⇒*** |
搭乗員(人) | 2 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
限界速度(IAS) | 540 km/h |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
対空レーダー | 〇 | **/** |
対地レーダー | 〇 | **/** |
レーダー警報装置 | 〇 | - |
レーザー警報装置 | 〇 | - |
ミサイル警報装置 | 〇 | - |
光波妨害装置 | 〇 | - |
光学式追跡装置 | 〇 | ** |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
パイロット | 〇 | 赤外線 |
ガンナー | 〇 | 熱線 |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) | 水平旋回角 | 俯角/仰角 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||||
銃座 機関砲 | 30 mm 2A42 cannon | 1 | 460 | 右側部 | *** | ±**° | -**° / +**° |
機関砲 | 23 mm GSh-23-2 cannon | 4 | 1,000 | 翼下 | ***/*** |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
30 mm 2A42 | 既定 | AP-T/HEF-I/HEF-I /AP-T/AP-T | 65 | 63 | 54 | 44 | 36 | 30 |
地上目標 | APDS/APDS/APDS /AP-T/APDS | 82 | 81 | 79 | 76 | 72 | 69 | |
空中目標 | HEF-I/HEF-I/HEF-I /HEF-I/HEF-I | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 |
追加武装
爆弾
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
ロケット
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
空対地ミサイル
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
空対空ミサイル
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
武装オプション
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | ||||||
R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
M | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
A | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
G | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
M & R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
M & A | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
G & M | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
G & A | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
G & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
M & A & R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & A | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & A & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
△△ | * |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | Compressor | *** | *** |
Flak jacket | |||
**mm弾薬ベルト | |||
II | Helicopter frame | *** | *** |
新しい**mm機関銃 | |||
爆弾懸架装置 | |||
III | エンジン | *** | *** |
Replacing helicopter blades | |||
ロケット懸架装置 | |||
IV | Cover | *** | *** |
ガンポッド |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
条件 | 200GE |
説明 | bicolor camouflage |
研究ツリー
解説
特徴
なんてと言っても最大の特徴はやはりレーダーである。残念ながらAH-64DとAH Mk.1のように全周レーダー(対空のみ)ではないが、代わりに探知距離が12kmと上回っており(先の二機は8km)、範囲も広くなっている。また、本機とKa-50しか搭載できない9K127も大きな特徴。
Mi-28と比べて、やはりレーダーを搭載している点と、武装の豊富さでこちらが優位に立つ(といっても本機は爆弾が積める分種類が少し多いので、爆弾との組み合わせを除外すると実はMi-28と数が変わらない)。特にMi-28は対空ミサイル(9M39 イグラ)と対戦車ミサイル(9M120-1 アターカ)を同時に懸架する場合、対戦車ミサイルが8発に制限される欠点があったが(4箇所あるハードポイントの外側にしか9M39ランチャーと9M120ランチャーを吊り下げられない関係)、本機は6か所のハードポイントと持っているため9M39を装備しても対戦車ミサイル(9M120-1か9K127)を必ず12発持っていく事ができ、高い攻撃力と自衛力の両立を可能にしている。特に、射程10kmを誇る9K127を装備できる点で本機の方が対地攻撃能力は高い。また、Mi-28よりも重量が軽いがエンジンは強力なものを搭載しており、二重反転式ローターと組み合わさりかなりの機動力を発揮する。
一方で欠点もあり、コックピット周りが重装甲であったMi-28と比べると装甲がカバーしている範囲は少なく、機銃でも割とダメージが入ってしまう。また、9M120Mと9K127を9M39に縛られずに最大数懸架できるのは利点ではあるが、Mi-28が(9M39を犠牲にして)9M120Mを最大16発搭載できるのに対しこちらは12発しか搭載できない点がある。こればっかりは仕方ないが、ka-50と同様に対戦車ミサイルのロックオン範囲が狭いのも地味に痛い。
しかし、強力であったS-13DFロケット弾がS-13OFに変更されたことによる、開幕ロケットの有用性が低下。なおかつ、9M120(射程8km)が9M120-1(射程6km)に変更されたこともあり、ATGMが9M120-1しか積めないMi-28は対戦車能力がお世辞にも高いとは言えなくなっている。一方、本機は射程10kmを誇りつつ対空にも有用である9K137を今まで通り装備できるので、これと言って大した影響は受けていない。
かつてはMi-28とKa-52、どちらも甲乙つけがたいものではあったが、現状ヘリコプターを使うのであれば基本は本機一択であろう。機関砲の左右射角とミサイルのロック範囲が狭い事や、二重反転式ローターによる独特な機動性といった点はあるが、慣れてしまえばほぼ気にならない。ただ、アサルトで使うのであればポンポコミサイルを撃てるMi-28の方がいい。
立ち回り
【ヘリコプターEC】
Ka-50と並び現環境では最強のヘリコプターとして君臨している。
基本的運用はKa-50と同じように延々Vikhrで敵ヘリコプターを撃墜し続け稼ぐ運用になるだろう。制空においては圧倒的な制空力、前線でも近寄る敵を容易く蹴散らしつつ暇があれば対地も行え、リス狩りも容易である。
Ka-50と異なりレーダーと熱線暗視装置が備えられ、Vikhrを持ちつつ更にイグラも持てるというのも大きな利点。正に隙のない性能と言えよう。
ただしレーダーは全周式ではない点にのみ注意が必要。敵地深くに侵入し過ぎると裏からリスした敵に回り込まれるリスクがある。
なおVikhrで敵機をキルするだけならKa-50でも同じことは可能である。修理費やリワードも考えると稼ぎを主目的とするのであればKa-50で行った方が効率は良くなるのでその点は理解をしておきたい。
【リアリスティックバトル】
初手運用時、ミサイル搭載運用時共に圧倒的な性能を誇る。
Mi-28Nと並び新規に運用が可能になったS-13DFが初手時の強さの秘訣。搭載量は最大20で10斉射しか出来ないのだがTNT換算で19.15Kgと極めて高い炸薬量を誇っている。これは空で運用が可能なS21の二倍近い威力であり、基本的に被弾させれば一発で爆散か、当たり所が悪くともモジュールのほとんどを破壊しつくし無力化が可能である。凶悪の一言であり、AH-1Gと並び陸の初手ヘリが問題視される一因となっていると言えよう。まさしくバランスブレイカーである。
またKa-50から据え置きの2A42も搭載されているため、全弾撃ち放った後もそのまま対地攻撃を継続可能で、またイグラも4発搭載が出来るため相手もヘリを使っていれば迎撃も狙える。*2
ミサイル搭載時は12発のATGMと4発のAAM、それに機銃かロケットを搭載が出来る。残念ながらMi-28Nに比べATGMの搭載量は劣り、また射界制限も存在する。その分空対空ミサイルとしても運用の出来るVikhrとレーダーが差別化要素となっている。
Mi-28Nの場合レーダーがないために敵機が接近してきても目視で確認が必要であるが、本機はレーダーのおかげで前方であれば索敵は自動化できる。また光学式追尾装置で敵機をロックしVikhrを放つことで第二のAAMとして運用が可能なも極めて大きい。
敵機に対して機銃、イグラ、Vikhrの3つの攻撃を同時に加えることが可能であり、空対空性能は全ヘリコプターで最強と言える。
【アサルト】
圧倒的強さ…!と言いたいのだが、こちらに関してはMi-28NやAH-64Dと比べるとやや性能に劣るか。
射界制限の都合上ATGMを放つ場合少し環境上制限が生まれるため、ボコボコ放てる上述二機と比べると効率が劣る。Vikhrお得意の空対空もAAMで悠々迎撃可能な環境上あまり有用とは言い難い。
ただ上述二機の適正があまりに高すぎるというだけでトップクラスであることには変わりはない。困ることはないだろう。
ソ連の攻撃ヘリコプターの一つの完成系と言わんばかりの圧倒的な性能を持っているヘリコプターである。
是非とも各機能を使いこなしその圧倒的な性能を手にしてもらいたい。
なお他のカモフファミリー共々尾部全損しても何の影響もないバイアス仕様は継続しているため使う場合は安心して良いだろう
史実
Ka-52はロシアのロシアンヘリコプターズ(Вертолёты России、旧:カモフ設計局、MILとの合併企業)のカモフが開発した攻撃ヘリ。愛称はアリガートル(ロシア語による発音ではアリガータル)で、ワニを意味する。NATOコードネームはホーカムBである。
- 歴史
Ka-52は各種地上目標や対空目標を攻撃できる戦闘偵察ヘリであり、各種先進機能を搭載し、一人で操縦できるように開発されたKa-50の後継機で、1995年に開催されたMAKS-1995にて試作機体が展示、1996年にはKa-50の021号機を改造して出来上がったものが061号機として再度ナンバリングされ、1997年に初飛行し、飛行性能が自重の増加や並列複座になったことによる空気抵抗の増加によりKa-50に劣ることがわかると、それまで搭載していたクリーモフTV3-117ターボシャフトエンジンからより高出力のクリーモフVK-2500を搭載することで解決し、2008年には062号機と063号機の試作機が増産され、061号機とともに三機で試験に臨み、合格すると2009年に12機が発注され、2010年末には最初の4機が納入、2011年には残りの8機が納入され、同年10月までにチェルニゴフカにある第575空軍基地に割り当てられ、さらに140機の受注を受けた。2015には海軍航空隊用のKa-52Kが初飛行、2020年にはKa-52の近代化仕様であるKa-52Mが114機発注された。
- アビオニクス
当初、機首のArbalet-52レーダーの代わりに”ローター”監視、照準装置(ローターは装置の名称)を取り付け、全方位を監視できるようにローター(回転翼のほう)上部にArbaletレーダーを搭載していた(AH64D/Eと同じ形式)ものの、重量の増加や振動の発生により断念、機首にArbalet-52レーダーを搭載した。このレーダーは15km先の航空目標を検出することができ、戦車などの陸上目標は12km先の目標を発見できる他、障害物を検出し、夜間、悪天候での飛行を可能にする地形マッピング機能も搭載しており、10~50mの低高度飛行を可能にしている。
その他、Argument-52装置は上記のArbalet-52以外にも五つの多機能ディスプレイを持つほか、飛行コースに沿った照準インジケータ、UMOZの開発した、広角、挟角TVカメラやサーマルイメージャー、レーザー測距儀、ATGM誘導システムのセンサー等を搭載するジャイロ安定化光電子システムGOES-451(機首下のボール型の装置)を備えている
- 搭載武装
基本的にはWTに登場しているものそのままであり四か所のハードポイントに2t、六ケ所の場合は2.5tまで装備できる。そのほかにも15~20kmの射程を誇るГермес-А対戦車ミサイルや増槽、S-24なども搭載できるほか、Ka-52KであればKh-31、Kh-35対艦ミサイルなども搭載可能であるとされている
かつてはMi-28の補助機種ともいわれていたKa-52であるが、今日ではMi-28が90機、Mi-35mが60機、Ka-52が127機とロシアの配備する戦闘ヘリの中でも一番多く、現在の主力戦闘ヘリを担っている。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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