ソ連 RankⅡ 軽戦車 T-50
車輌情報(v.1.59)
全面40mmの傾斜装甲を持つ軽戦車。実質50~60mm以上はある。。、昼飯の角度を取る事で装甲を厚くすることができる。
必要経費
必要開発費(RP) | 5,900 |
---|---|
車輌購入費(SL) | 6,300 |
乗員訓練費(SL) | 1,800 |
[予備役]購入費(GE) | 30 |
[護符]購入費(GE) | 410 |
基本性能情報
報酬・修理関係
AB | RB | SB | |
リワード(%) | *** | *** | *** |
---|---|---|---|
開発ボーナス(%) | +*** | ||
最大修理費(SL) | *** | *** | *** |
最大修理費(SL) 最大改良状態 | *** | *** | *** |
車両性能
AB | RB | SB | |
Battle Rating | 2.7 | ||
---|---|---|---|
Rank | I | ||
車種 | LT |
初期 | ⇒ | 最終 | |
重量(ton) | 13.8 | ||
---|---|---|---|
エンジン出力(hp) | 464 | ||
2,000rpm | |||
最高速度(km/h) | 71 | ||
最大登坂能力(°) | 36 | ||
砲塔旋回速度(°/s) | 6.6 | ||
仰俯角(°) | -7/25 | ||
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40/40/40 | ||
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40/40/15 | ||
再装填時間(sec) | 3.8 | ⇒ | **.* |
武装プリセット | * |
基本武装
名称(戦車砲) | 搭載弾薬数 | |
主砲 | 45mm 20-K 戦車砲 | 150 |
---|---|---|
機銃 | 7.62 mm DT 機関銃x2 | 3780 |
弾薬
名称 | 弾種 | 弾薬重量 (kg) | 初速 (m/s) | 装甲貫通力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1.0km | 1.5km | 2.0km | |||||
BR-243 | APHEBC | 1.4 | 760 | 69 | 67 | 58 | 49 | 41 | 35 | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BR-243SP | AP | 1.4 | 757 | 72 | 70 | 61 | 51 | 43 | 37 | ? |
BR-243P | APCR | 0.85 | 985 | 103 | 94 | 64 | 40 | 21 | 17 | ? |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | 300 | 230 |
---|---|---|---|
Parts | 300 | 230 | |
BR-243SP | 300 | 230 | |
Turret drive | 300 | *** | |
II | Suspension | 330 | *** |
Brake system | 330 | *** | |
FPE | 330 | 250 | |
Adjustment of Fire | 330 | *** | |
III | Filters | 500 | *** |
BR-243P | 500 | *** | |
Elevation Mechanism | 500 | *** | |
IV | Transmission | 640 | *** |
Engine | 640 | *** | |
Artillery Support | 640 | *** |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
森林迷彩 | |
条件 | 42撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 三色夏季迷彩 |
冬季迷彩 | |
条件 | 60撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
二色砂漠迷彩 | |
条件 | 78撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な二色砂漠迷彩 |
三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 欧州三色迷彩 |
三色砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色砂漠迷彩 |
二色冬季迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 後期型二色冬季迷彩 |
研究ツリー
解説
傾斜装甲を持つ軽戦車。
その形状からT-34を思い浮かべる者も少なくない程形が似通っている。
【火力】
主砲については前身のBT-7と変わらないが、新たにAPCR(BR343P)が使えるようになっている。
ただし、APCRは傾斜で跳弾しやすく、また貫通時の加害力も弱いため、本車において活用できる場面は限定的である。
【防御】
正面装甲は40mmだが傾斜装甲のため実際は倍近くあると思ってよい。そのため同BR帯の車両ではそうそう抜かれる事は無く、同格屈指の防御力がある。
弱点は正面ドライバーハッチ、砲塔後部、キューポラであるため、相手にする場合はそこを重点的に狙うと良い。車体後部の機関部を榴弾で狙うのも効果的である。
傾斜装甲は平坦な所で機能するものであるため、丘などの傾斜地を活用する場合は傾斜装甲を殺してしまわないよう心がけなければならない。
逆にT-50が平地にいる場合は高台から撃つ事で傾斜装甲を殺す方法もあるので、立ち回りを学習するにはうってつけの車両である。なお、砲塔旋回速度がクソ遅い。なので車体旋回をうまく使って、砲塔旋回速度の遅さをカバーできる。
【機動性】
火力、装甲ともに優秀な本車だが、なによりの強みが最高峰の機動性である。
本車は装軌装甲車でありながら、自国・他国含めてダントツの走力を有している。また、車重が軽いことから加速性能も良好、坂道もすいすい登り、悪路の走破性能も高い。
あまりに走力が高く、加速性能も良好なため、ブレーキをかけても慣性でかなりスリップしてしまう(狙った障害物の陰に停車しづらい、ドリフトしやすい)といった欠点があるが、有り余る走力の恩恵を考えれば些細な問題である。
ただし、外側に傾斜のある場所でカーブなどをすると、横転し行動不能に陥る可能性があるため要注意。
【立ち回り】
本車の優れた走力は、鈍重な駆逐戦車、重戦車、自走砲の増えてくるRank2の戦場でこそ、真価を発揮する。
多くの高火力自走砲は装甲が皆無に等しく、また機動性も劣悪である。この機動性の問題については駆逐戦車・重戦車についても同様であり、これら車両はもっぱら待ち伏せ戦術を取らざるを得ない。
その一方で、優れた機動性を持つ本車は試合開始早々に誰よりも早く拠点に到達できる。
そして、序盤に拠点を制圧することで敵に前進することを強要させ、友軍の自走砲や駆逐戦車が待ち伏せできるという、極めて有利な戦局を生み出すことができる。
また、拠点を制圧されたということは、敵軍が既にその場所に集結している可能性を意味するため、前進する敵軍に少なからずプレッシャーを与え、その足を鈍らせ、友軍が有利な射撃位置につくまでの時間を稼ぐことができる。
当然、序盤で有利な状況をつくりだすことができれば、友軍全体の士気も上昇するだろう。
上記のような斥候的運用はもちろんのこと、囮としても非常に優秀な働きを見せる。
トップスピードに乗ったこの小型な車体を射撃することは、僅か300m程度の距離であっても容易とは言えず、ましてや弱点への狙撃など不可能に近い。
これにより、移動中に受ける攻撃はいわゆる「カス当たり」になる可能性が非常に高く、驚くほどの生存性を発揮する。
快速を出しながらあえて身を晒すことで、敵軍の車両の気を引き、足をとめさせることができれば、敵の戦力は大幅に分断し、前線へ向かう敵車両は非常に不利な戦いを強いられることとなる。
いざとなれば、友軍部隊と敵軍部隊が正面から撃ち合う激戦区のど真ん中に飛び込んでしまうのも良い。
当然ながら無事では済まないが、敵は突如現れた戦力への対応を余儀なくされ、その照準は大きく乱れるであろう。
【総評】
火力を前車両から引き継ぎながらも、装甲の強化により生存性を改善し、またたぐいまれな快速を備えた優秀な軽戦車。砲塔旋回速度の遅さが玉に瑕。
「敵を撃破すること」ではなく「友軍を有利に戦わせること」に着目すれば、たとえランク不相応であっても、この車両が1台いるだけで味方がどれだけ優位に立って戦えているかを、確実に実感することができる。
ソ連の戦車乗りであれば是非ともこの快速を使いこなし、敵の戦線を徹底的に混乱させてみよう。
【その他】
当初はRank1であったが、アップデートにより2023年9月(v2.27)現在はRank2となっている。
弾薬庫について。残弾数を49発まで減らすとスポンソン部の弾薬が消える。また、残弾数を33発まで減らすと側面に立ててある弾薬が消える。
史実
T-34の開発が進んでいたにもかかわらず、ソ連軍はT-26軽戦車に代わる歩兵支援用として、45mm砲と中程度の装甲防御力を備えた14t級戦車の開発をキーロフスキー、および第174工場に命じた。
1940年、キーロフスキー工場(第174工場という説もあり)で試作戦車オブィエークト125(またはT-126SP・・・SPはSoprovozhdeniya Pekhotui=歩兵支援の略)が完成。重量は17tでトーションバーサスペンションを備え、270馬力のV-3ディーゼルエンジンを用いて時速35km/hで走行できた。武装はT-26同様に45mm戦車砲と7.62mmDT機銃を装備。傾斜した装甲で構成された車体形状は、T-34の1940年型を小型にしたようなシルエットであった(もっとも、量産されたそれはKV-1に似た足回りから「マールィ・クリム」=ミニKVと呼ばれた)。
オブィエークト126はT-50として正式採用された。(Wikipediaより)
小ネタ
外部リンク
コメント
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- 独ソ戦開始が遅れていればこれがT-26の次の主力になっていたかもしれないんだよな…当時としては砲以外かなり優秀な性能だけどゲームとしては優秀過ぎるがゆえのこの砲塔旋回速度なのかね。 -- 2016-09-07 (水) 15:49:22
- ミニT34,軽戦車のくせに意外と弾く。 -- 2016-09-07 (水) 15:54:47
- ただ一言「強い」。こいつ1輌で戦況ひっくり返したことが何回あるか。難点はこればっかり乗ってると他の車輛での立ち回りが甘くなること -- 2016-09-08 (木) 09:10:07
- あと、スピードに病み付きになるよねこの機体。 -- 2017-07-05 (水) 19:14:41
- 微妙ににT-34より後に開発された戦車だから完成度やたら高いのはそういうことなんだよな。量産中止も性能のせいじゃないし、後で量産されたT-70なんかよりよほど強いから開発ゲームだと位置付けに困るんだよな。バリバリ軽戦車の系譜なんだが -- 2016-09-24 (土) 22:23:31
- 純粋に性能で言うならT-34のほうが潰しがきくし、かといってT-70のようなZISトラックのエンジン連結させただけで動くような生産性は無いどころか部分的にはT-34より高コストなエンジンとどうにも中途半端で「軽戦車」というものそのものの限界にぶち当たった車両 -- 2016-09-24 (土) 22:32:45
- 装甲、火力の性能もまずまずだけど、やっぱこの俊足っぷりが最高だね。こいつが初動ですっとんでいって拠点とってくれるだけで、友軍全体が「拠点を取りに来る敵を待ち伏せる」状態で戦えるから、試合全体がめっちゃ有利になる。 -- 2016-10-08 (土) 08:40:32