ソ連 RankI 軽戦車 T-26-4
概要
Update 1.51 “Cold Steel”にて追加されたソ連のRankI軽戦車。
T-26に榴弾火力に優れた短砲身76mm砲を搭載した近接支援用の砲兵戦車。
車両情報(v2.21.1)
必要経費
必要研究値(RP) | 2900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.0 / 1.0 / 1.0 |
RP倍率 | 100 |
SL倍率 | 10 / 30 / 40 |
最大修理費(SL) | 80⇒102 / 80⇒102 / 80⇒102 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 15.2⇒30.12 / 9.5⇒16.0 |
俯角/仰角(°) | -5/21 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 5.2⇒4.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15 / 15 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15 / 15 / 15 |
重量(t) | 11.0 |
エンジン出力(hp) | 141⇒174 / 80⇒91 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 33 / 30 |
実測前進~後退速度(km/h) | 33 ~ -3 / 30 ~ -3 |
視界(%) | 74 |
乗員数(人) | 3 |
レーダー
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
砲手 | 1.9x-3.5x | 無 | ||
操縦手 | 1.0x | 無 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 76 mm KT-28 戦車砲 | 1 | 50 | 0 |
機銃 | 7.62 mm DT 機関銃 | 2 | 3780 | - |
弾薬
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
BR-350A (MD-5 信管) | APHEBC | 6.3 | 370 | 37 | 37 | 34 | 30 | 27 | 25 | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OF-350M | HE | 6.2 | 387 | 11 | - |
名称 | ベルト名 | 弾種 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.62 mm DT | 既定 | AP-I/API-T | 10 | 9 | 7 | 4 | 0 | 0 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | 200 | 60 | 50 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
II | サスペンション | 170 | 50 | 40 |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
III | フィルター | 250 | 80 | 60 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
IV | 変速機 | 320 | 100 | 80 |
エンジン | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
規定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
森林迷彩 | |
条件 | 30撃破/撃墜 |
説明 | 三色夏季迷彩 |
冬季迷彩 | |
条件 | 50撃破/撃墜 |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
二色砂漠迷彩 | |
条件 | 65撃破/撃墜 |
説明 | 標準的な二色砂漠迷彩 |
三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 報酬三色迷彩 |
三色砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色砂漠迷彩 |
二色冬季迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 後期型二色冬季迷彩 |
研究ツリー
前車両 | T-26 |
---|---|
次車両 | T-28 (1938) |
解説
特徴
ほぼT-26にT-35の主砲を載せただけであり、撃った際には反動で車体が大きく揺れる(ZiS-30ほどではないが)。
主砲は一撃必殺の絶大な加害力を持つが、代償に貫徹力が下がり、さらに砲塔が巨大化・重量増加したことで防御力と機動性も低下している。
T-26よりも取り回しが悪くなっているので、裏どりなどを積極的に行い、正面堂々と戦うのは避けた方がよい。
【火力】
主砲はT-35の主砲と同じ76mm砲。
大口径化と引き換えにT-26に比べてリロード速度が下がっており、弾速も遅く弾がかなり垂れるので距離のある移動目標には当てづらい。仰俯角も1°ずつ減ってしまっているが、俯角は弾が垂れる分あまり大きな変化は感じないかもしれない。
弾は徹甲榴弾、榴弾の2種類が実装されている。
- 徹甲榴弾(APHEBC弾、BR-350A):基本的に主軸として使うことになる。貫徹力は同格の中でもかなり低い部類であり、相手の貫徹できる場所を見極めてしっかりと狙っていく必要があるが、ひとたび貫徹すればTNT換算155gという大量の炸薬による凶悪な加害力が発揮され、大抵の相手は車体の端からでも一撃必殺できる。
- 榴弾(HE弾、OF-350M):榴弾はテクニカル系やオープントップ車両に対してはほぼどこに当たっても一撃必殺できる。陸戦を始めたばかりで戦闘中に弾を切り替える余裕が無いうちは徹甲榴弾だけで良いが、榴弾も数発持っておいてうまく使い分けられるようになると効率よく戦える。貫徹力が11mmと地味にある為、相対する戦車の薄い部分が頭に入っていてそれぞれに対応でき、そこに当てるのが得意であるなら榴弾を主軸にするというのも選択肢となる。
榴散弾(Sh-353):対非装甲目標用の砲弾であり、装甲車両に対しては貫徹力が低く、一方で非装甲目標に対しても榴弾の方が効率が良い。徹甲榴弾では過貫通*1するが榴弾では倒せないという場面の穴を埋める事もできるが、そのような場面が極めて少ないので持っておく必要は薄い。かつては初期砲弾だったので早急に徹甲榴弾を開発しなければならなかったが、Ver2.21現在は最初から他の弾種が選べるので、特にこだわりがなければテストドライブの出撃画面でさっさと0にしてしまおう。アップデートにより削除された。
その他、役に立つかはわからないが、砲塔後方の機銃が撃てる。
【防御】
巨大な砲塔も装甲はT-26と同じく全周15mmであり、防盾の装甲が重なって実質30mmとなる面積も増えてはいるが、それ以上に被弾面積が増えている。車体自体は現状実装されているT-26よりも古い型であり、被弾面積こそ若干小さいが装甲の傾斜がなくなっている。乗員も3人のままであり、総じて生存性は下がっている。主砲が大振りになって隙も大きいので、相手と向き合って戦うような場面はT-26以上に避けたい。
砲塔内には12発分の弾薬があるため、砲塔被弾時の生存性を上げたいのなら11発分*2減らしておこう。
【機動性】
エンジン性能はT-26のまま、ほぼ砲塔の差だけで重量がT-26から12%以上も増えてしまっており、やや鈍重になり安定性も悪化している。
一方、意外にも砲塔回転速度はそのままである。
史実
T-26-4はT-26にBT-7Aと同様の砲塔を載せた砲兵戦車で、近接支援型。対戦車戦闘は不向き。
砲弾の爆発事故が起きた事で発注がキャンセルされ、23両しか生産されなかった。
小ネタ
WTにおける前車T-26が1939年型なのに対して本車は1937~38年に生産された車両のため、車体が前車よりも古い改良前の垂直装甲を使用したものとなっている。
榴散弾って何? 榴散弾で対戦車? 曳火射撃じゃないの?
榴散弾(Shrapnel shell/シュラプネル弾)は非装甲目標を攻撃するための砲弾である。弾の内部には多量の金属球(散弾)と炸薬が詰まっており、主に時限信管を使って目標手前の空中で炸裂させる(曳火)ことで散弾をまき散らし、広い範囲に渡って人馬を殺傷するという使い方をする。
似たような砲弾として、発射と同時に散弾をまき散らす「キャニスター弾」、榴散弾の散弾がダーツ状の弾になったような「フレシェット弾」というものがある。
榴散弾はその性質上、散弾のつぶて一つ一つが小さくて軽いため戦車のような相手に対してはあまり効果がないのだが、信管を着発式にして直接ぶつける事で多少の装甲貫徹能力が見込め、貫徹時の加害力も高い為、特にソ連軍では徹甲弾を持っていない砲での対戦車戦闘の手段の一つとしていた。おそらくそれがWTで主にソ連車両の一部が着発式の榴散弾を持っている理由であろう。
榴散弾の歴史は意外と古く、イギリス陸軍将校のヘンリー・シュラプネル(Henry Shrapnel)が1784年に開発した砲弾が原型であり、ナポレオン戦争中の1804年にスリナムでイギリス軍がオランダ軍に対する攻撃で使用したのが榴散弾の最初の実戦記録とされる。イギリスまたお前か 英語圏では彼の名をとって「シュラプネル弾」と呼ぶ。その後、第一次世界大戦をピークに多数使用されて鉄帽が普及する一因にもなったが、製造コストの高さや使用時の手間などから次第に榴弾などに取って代わられていった。榴散弾は現在ほぼ廃れており、用いられる事は稀。
旧日本軍では「榴霰弾」と表記した。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。