STB-1

Last-modified: 2024-02-12 (月) 07:10:08

日本 RankV 中戦車 STB-2 / 74式戦車第一次試作車第二案

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概要

Update 1.65 "Way of the Samurai"にて日本陸軍ツリーとともに実装されたRankV MBT。同時実装されたType 74の最初期の試作車である。第2世代MBTの試作車であることから良好な足回りと火力、そして機動力を有しており同BR帯では屈指の強車両となっている。
ちなみに日本陸軍ツリーで一番最初に油圧式サスペンションを動かせるようになる戦車である。

車両情報(v2.5.0)

必要経費

必要研究値(RP)160,000
車両購入費(SL)390,000
乗員訓練費(SL)110,000
エキスパート化(SL)390,000
エース化(GE)1,300
エース化無料(RP)780,000
バックアップ(GE)100
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング8.3 / 8.3 / 8.3
RP倍率2.02
SL倍率1.3 / 1.5 / 1.7
最大修理費(SL)4,900⇒7,291 / 8,330⇒12,395 / 3,820⇒5,684

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)22.8⇒45.2 / 14.3⇒24.0
俯角/仰角(°)
(姿勢制御使用時)
-6/9
(-12/15)
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
8.7⇒6.7
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
80 / 40 / 25
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
100 / 75 / 40
船体崩壊
重量(t)37.8
エンジン出力(hp)1,162⇒1,431 / 663⇒750
2,200rpm
最高速度(km/h)59 / 53
実測前進~後退速度(km/h)58 ~ -22 / 44 ~ -20
視界(%)96
乗員数(人)4
 

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長1.0x-8.0x--
砲手8.0x--
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm L7A3 cannon150210
機銃12.7 mm M2HB machine gun1660-
機銃7.62 mm M1919A4 machine gun14,500-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
L7A3
M392A2APDS4.0-1478303302296277257252
Type 75HESH14.854.31732127
M416Smoke11.40.05730-
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯8,600******
修理キット5,600
砲塔駆動機構8,600
IIサスペンション4,800******
ブレーキシステム
手動消火器3,100
砲火調整4,800
Type 75
NVD(暗視装置)
IIIフィルター6,400******
救急セット
昇降機構
M416
発煙弾発射機
IV変速機8,400******
エンジン
砲撃支援
Laser rangefinder

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両M47(JP)
次車両Type 74 (C)
 

解説

特徴

 

【火力】
これまでのSTAシリーズやType 61が装備していた90mm砲から西側第2世代MBT標準の105 mm L7砲を装備し大幅な火力の向上が図られた。砲弾は貫通力303mmのAPDSと対空砲など軽装甲向けの弾となるHESHを使い分けることとなる。 HEATFSはUpdate “Direct Hit”にて削除された
また二面スタビライザーを装備しすることにより走行間射撃や出会い頭、飛び出し撃ちといったあらゆる場面で同格はもとより格上に対してまでも先手を取ることも可能となった。加えて、アップデート2.7では車長用サイトと車長オーバーライド機能が追加された。直接照準器に比べて高い位置についており、視野も広いため稜線射撃を行う際などに便利だろう。RB・SBではレーザー測距儀を使うと自動でゼロインされるため遠距離射撃もかなり楽となっている。
また仰俯角は素で-6/9°であるが油気圧サスペンションによる姿勢制御によって6度ずつ傾けられるので実質-12/15°と高い地形適応能力を持つ。装填速度は西側105mm標準の最短6.7s。

 

【防御】
砲塔は130~75mm程度の装甲で構成されており数値上は決して硬いとは言えない。しかし全面に渡って傾斜がかかっていることや防楯の縁の判定が硬いことなどによって意外な抗堪性を発揮することがあるため、姿勢制御の使用によるハルダウンなど有効である。しかし格上のAPFSDSなどは容易く貫通されてしまうため見極めが必要である。
車体正面は80~40mm程のキツい傾斜がかかった装甲であるがこちらで戦車砲を弾くのはあまり期待できない。前述の通りハルダウンによって車体を隠すなどして補うことが必要。
また弾薬は1次弾薬庫の15発+装填済みの1発の計16発まで減らすことにより車体底面及び操縦手隣の弾薬庫を空にし、誘爆可能性を抑えることが出来る。ただし砲塔には常に弾薬が存在するため注意。

 

【機動性】
37.8tの西側としては少し軽めの車体にM60らと同水準の750馬力のエンジンを搭載しているため西側ではLeopard 1AMX-30に次ぐ快速である。最高速度は53km/hと多少低めであるものの平地巡航では問題とならなく後退速度も20km/hと必要十分に確保されているため陣地転換や機動戦、飛び出し撃ちなどには苦労しないだろう。
ちなみに油気圧サスペンションを全高状態にすると走破性が向上し、逆に最低状態にすることによって走破性が低下する。

 

【総評】
BR7.7/8.0としては標準的な火力と二面スタビライザー、そして優秀な機動力とある程度の硬さを持ち合わせた正真正銘のオールラウンダーである。ただし器用貧乏にならないように注意が必要である。

 

史実

 STB-1は、陸上自衛隊で現役の第二世代MBT「74式戦車」の試作車両の一つである。
 当時、世界各国では第二世代MBTの配備が始まっており、1961年の採用時点で既に陳腐化してしまっていた61式戦車の後継として、1964年に開発が始められた。STB-1は試作型の一つとして1969年に完成した車両であり、この時点で費用対効果は重視されていなかった。そのため1974年に制式化される74式戦車に比較して、個の性能では優越していた部分も少なくない。また、細部の造りはより丁寧であったとも言われる。61式戦車のSTAシリーズとは異なり基本的な見た目は74式と変わらない。ただしリア側が74式戦車量産車は少々角度がついているのに対しSTB-1は垂直だ。また大きな外見上の違いが2つあり、1つは砲塔上部にマウントされたM2重機関銃、STB-1は先進的なシステムとしてリモコンでM2機関銃を操作出来たのだ(所謂RWSである)しかし、動作が不安定とのことでSTB-2以降は廃止された、2つ目は赤外線監視装置が後のstbや量産された74式と異なりアクティブ式ではなくパッシブ式である点である。しかし当時は今以上に高価だったことから一般的なアクティブ方式に変更された。しかし後の74式戦車改(G)ではパッシブ式になり、STB-1の試作要素が数十年を超えて実用された形になった。
試作当初の貴重な映像https://youtu.be/U-ZNslSUoUo

 

小ネタ

STB系列のその後

STB-1:「74式戦車改造試作戦車回収車」と題して、78式戦車回収車試作車へ(車体を流用)
STB-2:行方不明
STB-3:土浦駐屯地 *現在撤去されてる可能性あり
STB-4:前川原駐屯地
STB-5:霞ヶ浦駐屯地
STB-6:行方不明

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算