ST-A1

Last-modified: 2024-03-04 (月) 04:11:13

日本 RankIV 中戦車 ST-A1 / 61式戦車第1次試作車第1案

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モデル変更前

shot 2018.04.26 23.17.06.jpg
モデリングミスのため砲塔が一回り小さい

概要

1.65で実装された陸上自衛隊の中戦車。61式戦車の試作車両の第1車両。ゲーム内ではST-A1と表記されているがSTA-1とも呼ばれる。簡潔に言うと車両性能が劣る小型化したM46パットンである。

車両情報(v1.65)

必要経費

必要研究値(RP)71,000
車両購入費(SL)210,000
乗員訓練費(SL)57,000
エキスパート化(SL)210,000
エース化(GE)1,000
エース化無料(RP)670,000
バックアップ(GE)50
護符(GE)1,700

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング6.3 / 6.3 / 6.3
RP倍率1.72
SL倍率1.2 / 1.8 / 2.1
最大修理費(SL)3,190⇒4,137 / 3,340⇒4,331 / 4,420⇒5,732

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)14.3⇒19.8 / 14.3⇒16.8
俯角/仰角(°)-10/13
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
11.8⇒8.5
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
45 / 35 / 20
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
75 / 60 / 35
重量(t)34.2
エンジン出力(hp)775⇒954 / 442⇒500
2,200rpm
最高速度(km/h)50 / 45
実測前進~後退速度(km/h)50 ~ -19 / 38 ~ -17
最大登坂能力(°)35⇒43 / 39⇒41
視界(%)95
乗員数(人)4

武装

名称搭載弾薬数
主砲90mm M3A1砲40
機銃12.7mm M2HB機関銃660
機銃7.62mm M1919A4 機関銃4500

弾薬*1

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
M318APBC10.98-853175173161147135123
M82APCBC10.94137.285318518217015514213070
M304APCR7.62-102128728125923421119190
M332APCR5.7-1165291286264240217197110
M348HEATFS6.5926.17853305130
M71HE10.5592582313
M313Smoke10.75082130

車両改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯1000015000
修理キット
砲塔駆動機構
弾薬開発1
IIサスペンション9100***
ブレーキシステム
手動消火器
火砲調整
弾薬開発2
IIIフィルター1300019000
救急セット
昇降機構
弾薬開発3
IV変速機13000***
エンジン
弾薬開発4
砲撃支援
発煙砲弾

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両Chi-Ri II
派生車両ST-A2
次車両Type 61
 
 

解説

特徴

61式戦車の試作車両で、当初BR6.7で実装されたがアップデートで6.3に変更された。

 

【火力】
遠距離戦に大きくかじを切った性能を持つ。ここからの61式戦車の系列は、新たに追加されたHEATFSなどの砲弾の特性を踏まえて使わないと、戦中戦車とはまるで違う感覚に戸惑う。
戦中戦車に比べて砲塔の旋回速度が速くなった。特にRBやSBで顕著である。

 

主砲はアメリカのM46と同じ90mm砲を積んでいる。砲弾の種類もM46と同じで、初期弾が炸薬無し徹甲弾であるため貫通しても撃破しにくいため、乗り出しはかなり辛い。
最初から開発できる砲弾のAPCBCは、貫徹力は控えめだが直撃時の加害力が安定して高く、使いやすい。最優先で開発しよう。側面や背面から攻撃できるなら非常に有用。HEATFSの開発後も使っていける。
遠距離の敵や装甲の厚い車両を正面からまともに相手をするためにはAPCBCだけでは心もとない。HEATFSやAPCRを開発する必要がある。
APCRは優秀な貫徹力を持つが、加害力が低いので、敵の弾薬庫や乗員の弱点を把握して的確に狙うようにする。
HEATFSは優秀な貫徹力を持ち、距離減衰が無いが、加害範囲に癖がある。正面から撃ち抜かないと有効な被害を与えられない場合がある。炸薬量の割にAPCBCよりも低い被害しか与えられず、反撃をくらう可能性もある。相手の側面を狙う場合は弾薬庫を撃とう。また、榴弾なので敵戦車に到達する前に柵や樹木に当たるとその場で爆発してしまう。Ver1.69でそれまで使えたHEATと入れ替わる形で実装された。
敵の側面や背面はAPCBC、重装甲な相手や貫通力の減衰が大きくなる遠距離戦はHEATFS、といったように自分にあった砲弾運用を見つけよう。

 

照準するための主砲のスコープの倍率が非常に高い。双眼鏡の倍率よりも高い。遠距離戦でかなり役立つが、逆に近距離戦がやりにくい。
市街戦などで近距離の敵に対しては何を見ているのかわからなくなるほどである。
実車と違い倍率は右クリックで切り替えられる2段階しかないため、こればかりは慣れるしかない。
初期状態では砲の精度が極度に悪く狙撃に向かないため、パーツを開発しないとこの高倍率スコープは活かせない。

 

エンジンルームが出っ張っているため、後ろを向くと俯角が小さくなる。
機銃は、同軸7.62mmとキューポラに12.7mm重機関銃を装備している。

 

【防御】
車体正面装甲は75mmで52度の傾斜がついたものとなっているが、このBR帯の戦車の前ではまったく意味がない。
Crusader AA Mk.Iのような貫徹力が高い対空砲でも正面から防盾ごと砲塔を簡単に抜かれるほど装甲が極薄である。
側面はさらに薄く、20mm持ち対空戦車にも簡単に抜かれる。
砲弾の搭載量を30発まで減らせば砲塔上部のラックは空になる。ただし、砲塔リングに沿ってずらりと並んだ砲弾は残ったままなので、気休め程度の効果しかない。

 

【機動性】
開発が完了すれば、ABだと50km/hまでスムーズに加速できるが、RB/SBでは不整地で35km/h程度にとどまる。
また、車体が前後に長いため旋回がかなり遅い。さらに若干問題を抱えており、停止状態から旋回しながら(前に)加速しようとすると速度が伸びず、それよりも後退しながらの方が旋回しやすいというバグ特徴(欠点)がある。実は一時的には改善されていたがいつのまにか元に戻った模様。
後退は加速も良く最高速度も-17km/hと良好である。射撃後すぐに隠れることができる。
中戦車としては機動力が低い部類に入るため、頻繁な陣地転換が必要な運用は難しい。

 

【総評】
Chi-ToChi-Ri IIと比較すると、相対的に攻撃力と防御力が弱くなり慣れるまでは辛い。機動性も低めで中戦車として活躍することは難しいため、違う動きが求められる。これまでの車両と同じ感覚で使うと、性能とのミスマッチで全く活躍できないということも起こり得る。
本車両は装甲が頼りないため、他の中戦車のような陣地占領や前線での攻撃はあきらめて、後方からの駆逐戦車に近い運用をお勧めする。敵側にも本車両の装甲が薄いことは周知されているので、格下格上問わず標的にされやすく、極めて慎重な運用が求められる。ABのようなMAP上に自車が表示されると非常に不利になって撃破されやすくなる。
撃ったらすぐに隠れる、同じ場所から顔を出さずにこまめに位置を変えるなどの細かい立ち回りが必要となる。
RB/SBでは戦いやすいため、そちらで開発を進めることをお勧めする。

 

史実

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sta1-02.jpg

61式戦車の4両いる試作車の、第一次試作車。STA-2とは違い、低姿勢を目指した車両である。だが、砲塔が旋回時にエンジンルームと干渉する為、車体を引き延ばした。その結果、履帯の接地する長さに対して転輪の間隔が狭くなってしまい、旋回時に大きな抵抗を生み出し悪影響を及ぼす事が判明し、エンジンと変速機の小型化が必要になると判断され、STA-1の案は不採用となった。

小ネタ

STA-4が陸上自衛隊前川原駐屯地で61式として展示されていたが、スクラップになった模様。

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算