日本 RankI 重戦車 Ro-Go / 九五式重戦車 ロ号
概要
Ver1.67にて実装された、日本陸ツリープレミア枠のランクI重戦車。ドイツのNeubaufahrzeugやソ連のT-35、イギリスのIndependentなどと同様に、当時の流行りにのって開発された多砲塔戦車の日本バージョンである。
--加筆求む--
車両情報(v1.67)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
車両購入費(GE) | 1370 |
乗員訓練費(SL) | 1400 |
エキスパート化(SL) | 9000 |
エース化(GE) | 80 |
エース化無料(RP) | 270000 |
バックアップ(GE) | 200 |
デカール枠解放(RP) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3/ 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.06 (+100%) |
SL倍率 | 0.3×2.0(+100%) /0.3×2.0(+100%) / 0.4×2.0(+100%) |
最大修理費(SL) | 610 / 580 / 690 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 5.5⇒24.3/ **.*⇒15.2 |
俯角/仰角(°) | -10/22 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 5.2⇒4.1 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 35 / 30 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 25 / 25 |
重量(t) | 27.5 |
エンジン出力(hp) | 374 hp (1599 rpm)⇒*** / ***⇒*** |
*,***rpm | |
最高速度(km/h) | 24.5 / 23.0 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | 40⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 115 |
乗員数(6人) | * |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 70 mm Type 94 cannon | 100 |
副砲 | 37 mm Type 94 cannon | 150 |
機銃 | 7.7 mm Type 97 machine gun | 1950 |
弾薬*1
九四式七糎戦車砲(主砲)
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
Type 95 APHE | APHE | 4.45 | 170 | 300 | 21 | 20 | 18 | 16 | 14 | 13 | - |
Type 90 HE | HE | 3.81 | 590 | 348 | 9 | - | |||||
Type 3 HEAT | HEAT | 3.35 | 601.6 | 200 | 80 | - |
九四式三十七粍戦車砲(副砲)
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
Type 94 APHE | APHE | 0.7 | 11 | 575 | 34 | 33 | 27 | 22 | 17 | 14 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
ハ号とイ号を足して割2しない日陸唯一の多砲塔重戦車。割らなかった分の装甲と図体は二倍である。初期の日本戦車では車体正面装甲が35㎜と厚めな上、各所に搭乗員が散っているため、状況によっては意外と粘れる。イ号、ハ号で心が折れそうな日本戦車ファンにとっては救世主になるかもしれない存在。
HEAT使用時のクセが強いため、購入前に一度テストドライブで使用感を掴むことをおすすめする。
【火力】
※カタログスペック上は、10m~2000mで80mm抜けるように書いてあるが、Type3HEAT使用時のスペックである。
副砲を装備していることに加えてHEAT弾を有しており、手数とそれに伴う火力面ではこのBR帯でほぼ敵なしと言っても過言ではない。主砲である九四式七糎戦車砲から放たれる砲弾は山なりの軌道を描くが、Chi-HaのHEAT弾の軌道とほぼ変わらない。この山なりの弾道を活かし、障害物や、丘越しにターゲットに当てれないこともない。が、デフォルトで装備されているAPHE弾の貫徹力は21mmもないためHEATの使用がメインとなるだろう。
HEAT弾使用時にはスコープの仕様が変化することに加えて、弾道が非常に大きく垂れるようになる。有志によれば「仰角や砲の長さの関係でHEAT自体の射程が500mほど」であり、遠距離を狙う場合は「大きく砲を上げていく感じになるので初使用の時は遠距離の癖が掴みづらいかもしれない」とのこと。つまり、使用時には砲照準と偏差をかなり上方にとった射撃が必要になるうえに偏差に慣れないうちは初速が遅いことも相まって非常に当てづらい、といえる。
しかし、慣れてしまえば80mmの貫徹力とTNT換算にして600Gもの圧倒的な火力でランク1の各国軽戦車たちを一瞬で鉄くずに変えることができよう。
副砲の九四式三十七粍戦車砲の貫徹力に関しては、十分な威力があり、同BR帯で後れをとることは少ないだろう。
APHE使用時の主砲とおなじく山なりの弾道であるが、こちらのほうがマイルドなうえに先述の通り弾速は速い。最大34㎜貫通可能だが、Br1帯の側面や装甲が薄い部分を撃つ分には不自由はしない程度である。ロ号への愛でカバーしよう。
【防御】
ランク1の日本戦車の中では正面装甲35㎜、砲塔正面30mmと厚めの装甲を持つ。とはいえその巨体ゆえ発見されやすく、垂直装甲が多いので遠距離からの狙撃で車体前面の要員はKOということはざら。また、主砲部を備える砲塔の中には車長・砲手・装填手の三名が詰め込まれているため、狙撃されれば一撃で全員ダウンする可能性が高い。日本車の基本は守るにこしたことはない。一方で、乗員6人が車体各所に散っているので昼飯の角度などの基本を守れば意外と粘れる時も。
【機動性】
平地でも24.5㎞と低速の部類。後進速度は8km。一応最低限の機動力は確保されてはいるが登坂は苦手。味方より遅く戦場に到着することはままあることなので、戦闘がすでに始まっていたら障害物や、地形を活用して慎重に立ち回るといい。
史実
九五式重戦車(秘匿名ロ号)は、1935年に制式化された日本の重戦車。
この頃ルノーFTを始めとした旋回砲塔を持つ戦車の設計が各国に広まると、それをたくさん載せたら…という多砲塔戦車が各国で流行り始める。(このゲームではインディペンデントやSMKらが実装されている。)勢いづく日本も勿論この流れを見逃すわけがなく、九一式重戦車とそれの進化系として本車が試作された。しかし、多砲塔戦車は重いし装甲薄い、それなのにコストが凄まじいという理由でソ連以外で急速に廃れていき、この九五式重戦車も試作車4輌の生産に留まった。その後残った1輌に10センチ加農砲を搭載した「ジロ車(なおジは自走砲のジ、ロは本車ロ号のロである。)」に改造された。
小ネタ
【派生型】
♦ジロ車
別名、自走式中口径火砲。時期によっては砲戦車第三案とも呼ばれる。
改造した九五式重戦車の車体に、105mm砲(九二式十糎加農砲)や150㎜砲(九六式十五糎榴弾砲)搭載した車両。
外観は丸い屋根が付いたナースホルンといった感じであり、ソ連軍の堅固なトーチカ陣地やT-35重戦車に対抗するために開発されたといわれる。最終的には105㎜砲を搭載したものが完成し試験を行ったようだが、最高時速は25kmと鈍足であり時速40kmで移動する主力戦車やトラックに乗った歩兵について行くのは困難であるとされたため最終的に研究は中止となった。
本ゲームにおいてもver2.5 "Ixwa Strike"にて実装が行われている。
※性能諸元
重量:30t
エンジン出力:290馬力
最高速度:25km/h
装甲:不明(35㎜?)
主砲:九二式十糎加農砲改造
水平射界:左右それぞれ18度ずつ
仰角:30度 俯角:5度
♦斯加式十二糎速射加農砲搭載車
写真からのみ存在を確認できる正体不明の車両。
わかっているのは日本陸軍の戦車開発に携わった原乙未生氏が監修を勤める「日本の戦車」の内容にある、
Ro-Goの車体に105ミリ加農砲を搭載した試製10センチ自走砲に酷似していること、
写真が撮られた場所は千葉県館山にある海軍の飛行場であることのみである。
(海外では「ヒロ車」とよばれているが由来は不明。)
斯加式十二糎速射加農砲を搭載したというのは、不鮮明な写真から見た砲尾部分の形状から推測であり、
実際の搭載砲はもちろん、仰俯角や装弾数、水平射界などほとんどの砲性能が不明である。
また、写真が撮られた場所は海軍の施設であることから、搭載されたと推測されている、斯加式十二糎加農砲が沿岸砲であることから、
「自走式の沿岸砲だったのでは?」という推測もある。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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