アメリカ RankIII 重爆撃機/長距離爆撃機 PB4Y-2 Privateer(プライバティア)
概要
1.69にて追加された、アメリカ空ツリーのランクIII爆撃機。B-24をベースに開発された機体で、主にアメリカ海軍によって運用された。
機体情報(v1.69)
必要経費
必要研究値(RP) | 40000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 150000 |
乗員訓練費(SL) | 43000 |
エキスパート化(SL) | 150000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 1300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 4,7 / 5.7 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | 3600⇒*** / 11620⇒*** / 11088⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 382⇒*** / 370⇒*** |
(高度7620m時) | |
最高高度(m) | 10000 |
旋回時間(秒) | 39.9⇒*** / 41.1⇒*** |
上昇速度(m/s) | 0.3⇒*** / 1.3⇒*** |
離陸滑走距離(m) | 950 |
エンジン型式 | Wright R-1830-94 |
最大出力(hp) | 969⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | 1202⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | - |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 6 |
限界速度(IAS) | *** km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/s, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/s |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
レーダー
なし
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 (連装) | 12.7mm M2ブローニング | 6 | 5120 | 後部/側面/上部(x2)/機首 | *** |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 中期ベルト | 既定 | T/AP/I/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
徹甲弾 | AP/AP/AP/T/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
汎用 | AP-I/AP-I/AP-I/T | 23 | 22 | 16 | 10 | 0 | 0 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 100 lbs (24.5kg) | 20 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | - | - | 合計搭載量:2,000lbs (爆薬量490.0kg) |
B | 500 lbs (118.8kg) | 8 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 600 | SBC mk.I | 合計搭載量:4,000lbs (爆薬量950.4kg) |
B | 1,000 lbs (240.4kg) | 4 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 600 | LBC-24 | 合計搭載量:4,000lbs (爆薬量961.6kg) |
B | 1,000 lbs (240.4kg) | 8 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 1,200 | FLBC mk.1 | 合計搭載量:8,000lbs (爆薬量1,923.2kg) |
B | 2,000 lbs (535.6kg) | 4 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 900 | LCB-17 | 合計搭載量:8,000lbs (爆薬量2,142.4kg) |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
100 lb AN-M30A1 | 45.35 | 24.5 | 79 | 2 | 67 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 lb AN-M64A1 | 226.7 | 118.8 | 100 | 5 | 118 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
1000 lb AN-M65A1 | 453.6 | 240.4 | 113 | 11 | 138 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
2000 lb AN-M66A2 | 907.2 | 535.6 | 159 | 19 | 200 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 3,300 | *** |
ラジエーター | |||
ボディーアーマー | |||
爆弾懸架装置 (SBC mk.I) | |||
II | コンプレッサー | 5,000 | *** |
機体 | |||
爆弾懸架装置 (LBC-24) | |||
III | 主翼修理 | 4,200 | *** |
エンジン | |||
12.7mm銃座用弾薬ベルト | |||
爆弾懸架装置 (FLBC mk.1) | |||
IV | インジェクター交換 | 5,400 | *** |
カバー交換 | |||
新しい12.7mm銃座用機関銃 | |||
爆弾懸架装置 (LBC-17) |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
[添付] | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
解説
特徴
元となったB-24と比較すると
・防護機銃を全て12.7mmブローニングM2の連装に変更
・胴体下部のタレットを撤去、代わりに胴体上部にもう一基タレットを増設
・機首および側面機銃の形状を変更
・2000ポンド爆弾が搭載可能に
・エンジンのターボチャージャーを排除
・垂直尾翼を双尾翼から単尾翼に変更かなりイケメンになった。
特に2000ポンドが搭載できるようになったのは爆撃機としてはかなりのアドバンテージだろう。が、ターボチャージャーが取り外された影響で高高度でのエンジン出力はガタ落ちしている。爆撃機スポーンの高度が高めに設定されているマップではスポーンした時点でエンジンがヘロヘロなことが少なくない。オマケに機体の真下をカバーできる機銃が一切ないので中途半端に上昇していると、このBRでは爆撃機高度まで短時間で昇れる戦闘機が数多く存在するため為す術もなく突き上げられ撃墜…ととことん高高度適性がない。防弾板も増設されてはいるが気休め程度、機銃弾程度なら防いでくれるが機関砲弾の破片が防弾板のない部分から入り込んで機銃手が気絶するか最悪機体強度が限界に達しバラバラに解体される。
本機を最大限活かせるのは低高度での地上目標への爆撃になる。全ての機銃が連装になり、後期の強力なベルトを利用できる本機の防護火力はすさまじいものとなっている。ありがたいのが張り出しを設けた側面の機銃で、縦横の可動範囲が広くなり通常の側面機銃ではカバーすることのできない角度も対応が出来る。機体の進行方向とロールによる傾きを調節してやれば最大で上部×2、側面、後方の計4基8門というP-47並の火力を発揮してくれる。
アップデートによって機銃のベルトが後期のものから中期のものに変わったため強力な焼夷弾と徹甲焼夷曳光弾は使えなくなってしまったが、門数に物を言わせれば十分撃墜は見込める。
そのほかに1000ポンド機雷が追加され、AI地上目標には一切効果がないが1000ポンド爆弾と同じく8個搭載出来る上に炸薬量は2000ポンド爆弾並と小基地や飛行場爆撃に関しては無類の爆撃能力を獲得した。到達出来ればの話だが…。
重爆撃機としてはチグハグ感が漂う本機だが決して無力というわけではない。攻撃的になった装備を活かしてやれば必ず戦果がついてきてくれるだろう。
立ち回り
【アーケードバトル】
性能に下駄を履かされているはずなのだが全くと言っていいほど上昇能力がない。B-17等が6,000mまで到達できるのに対して本機は5,000mを維持するのがやっとという有様で、手厚い援護がない限り飛行場を反復爆撃するのはまず無理である。出撃する場合は出撃後さっさと降下して地上目標を爆撃した方がまだ活躍の余地があるだろう。銃座に関しては同じように性能に下駄を履いた戦闘機たちの運動性に太刀打ちできるほど強力ではないので食いつかれたらまぐれで落としてくれるか、味方が援護に来るのを祈るしかない。
【リアリスティックバトル】
恐らく本機に最も向かないモード。だがしかしMk13Mod0による基地攻撃能力は非常に高く魅力的な機体となっている
出撃した時点でターボチャージャーのない本機のエンジンは既に酸欠状態なのでMECが必ず必要であり、機体バランスの悪さから特に回頭時と速度が200kmを切ったとき繊細な操縦と飛行ルートの選択を要する。MECの調整は開幕時点で燃料混合比40%にすみやかに調整し機体姿勢を保つ。そして開始位置から見て左右どちらでも直進してサイドクライムをし、高度5200mまでゆっくりと上昇した場合は燃料混合比を30%に必ず再調整する。MAPを確認しつつ敵が交戦する位置より最低2~3マス分は横へ離れて大きく迂回し、敵機が降りるなり味方が制空権を確保する状況を待つ。仮に味方爆撃機が特攻して小基地を割っても本機のMk13は飛行場に甚大なダメージを与えれる(何とその火力はたった一機で飛行場の耐久を半分も削れる!!)ので諦めずに敵基地を攻撃しよう。一応燃料混合比をいじれば本機でも6000mまでは登れる。防空火力はB-17の時より大幅に強化されており意外と下方向にも指向できる。ドイツ機以外なら楽に落とせるだろう。未改修の時は機体強度が許す限りの速度で降下して小基地を目指すか地上目標を相手にするのが無難、RBの戦闘機の挙動なら手動操作の銃座でもいくらか痛い目に合わせられる。ガラスのように繊細な本機を使いこなす事ができれば敵をあっと驚かせることが出来るだろう
【シミュレーターバトル】
本機に最も向いたモードだろう。
ECの場合本機は飛行場からではなく後方からの空中スポーンで出撃する。1,000m前後の高度からになるが上昇能力のない本機にとっては都合がいい、投下する爆弾の加害範囲を逃れるには十分であり敵戦闘機がこちらの銃座の死角である懐に潜り込むには難のある高度だからだ。
MECは燃料混合比を72%、ラジエーターを30~40%、プロペラピッチを85%にする。過給機設定もあるが3,000m辺りまで上昇しない限りは1速のままでいい。トリム設定はラダートリムを5~6%、エルロントリムを-1%で安定する。
1000ポンド爆弾8個で前線の地上目標を爆撃するもよし、2000ポンド爆弾4個で小基地を爆撃してもよし。目標までは上昇せずに直進していけばいい(そもそも上昇能力が低いので目標まで直進する道程で頑張っても1,000mほどしか昇らない)。敵機に捕捉された場合は地表スレスレまで降下して機銃の死角をなくして迎撃するか、ある程度機体を傾けて旋回状態にしてから尾部銃座+側面と上部の銃座で迎撃してやるといい(垂直尾翼が原型機のB-24の双尾翼から単一の尾翼になっているので胴体上部の銃座の射界を確保するため)。SBの戦闘機はABやRBほど思い切った機動をあまり取れないのでこちらの機銃の方が脅威になる。
着陸に関してはB-24譲りの失速特性のおかげで大型の爆撃機にしては楽だが重量が増しているので降下率に気を配って着陸すること。
1000ポンド機雷の実装によって1回の飛行で小基地2つを潰すことが可能になった、しかし機雷は地上目標を破壊することが出来ないという点は留意しておこう。
史実
エンジン下部がB-24に比べてスッキリしているのがわかる。
これがB-24。ターボチャージャーの排気管が見える。
アメリカ海軍が第二次世界大戦で使用した爆撃機・対潜哨戒機であり、739機が生産された。戦後、朝鮮戦争でも使われた。愛称は私掠船を意味する、プライバティア。
米海軍は当時、あまり長距離哨戒機を保有していなかった為(あるとしたらPBYくらい)、参戦に伴い長距離哨戒機の需要が高まると、必然的に哨戒機の増強が図られた。そこで、米海軍はボーイング社のXPBB飛行艇を配備する予定だったが、米軍が同社にはB-29の生産を重視するようにしたため、量産がなされなかった。そこで、陸軍との協議の末、B-24を哨戒機として使用した。この機体が"PB4Y-1 シーリベレイター"である。このPB4Y-1はかなり優秀ではあったが、機体自体は未改造のB-24D(後にB-24J)であり、より長距離哨戒に優れた、PB4Y-1の発展型としてB-24をベースに作られたのが本機である。
ベースがベースなだけに、B-24と似てはいるが、所々に差がみられる。垂直尾翼はB-24より大型化した、シンプルな単垂直尾翼になった。また、別に高高度性能は求められなかったため、エンジンからターボチャージャーが外された。武装面も変化し、下部の収納式ボールタレットは搭載せず、代わりに上部に1つ増設。側面の機銃は連装にしたうえで、大きな出っ張りを設け、そこに装備した。胴体も前方部分が、哨戒のために、若干伸ばされている。
1943年5月から開発が始まり、同年9月に試作型のXPB4Y-2が初飛行を行った。1944年5月から実戦配備が行われ、終戦まで使用された。戦後、沿岸警備や空中消火で用いられたが、2002年に空中消火で使用されていた本機が墜落し、連邦航空局から当時現役だったPB4Y-2の飛行停止が命じられた。その後、特に空を飛ぶこともなく、そのまま退役した。現在でも、展示されている機体がいくつかある。
出典:wikipedia 日本語版/英語版/イタリア語版
画像(2枚目):世界の名機
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コメント
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