ドイツ RankIV 迎撃機/戦闘機 Fw190A-8
概要
RankIVの単発戦闘機。A-5からエンジン強化と20mm機関砲の統一、機首の7.92mmが13mmへ変更された。
しかし重武装化で機体重量が増加し、上昇や旋回等の挙動が重くなってしまった。
Fw190シリーズ伝統の高いロールレートや降下速度は健在なので、これまでと同様に一撃離脱を徹底しよう。
機体情報(v1.101)
必要経費
必要研究値(RP) | 75000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 250000 |
乗員訓練費(SL) | 49000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | 250000 |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 1500 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.3 / 5.0 / 5.3 |
RP倍率 | 191 |
SL倍率 | 90 / 400 / 490 |
最大修理費(SL) | 3310⇒4218 / 13024⇒16116 / 10927⇒13521 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 617⇒692 / 602⇒652 |
(高度5500m時) | |
最高高度(m) | 10300 |
旋回時間(秒) | 24.5⇒21.1 / 25.1⇒22.8 |
上昇速度(m/s) | 7.0⇒23.2 / 9.7⇒14.1 |
離陸滑走距離(m) | 450 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 6.57 |
燃料量(分) | min 20 / 30 / 45 / max 54 |
限界速度(IAS) | 860 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (離陸)510 km/s, (着陸)320 km/s |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 13mm MG131 | 2 | 800 | 機首 |
機関砲 | 20mm MG151 | 4 | 780 | 翼内 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
13mm MG131 | 既定 | IT/AP-T/IAI | - |
空中目標 | AP-T/AP-T/IT/IT/IAI | 130 | |
AP-T | AP-T/AP-T/AP-T/AP-T | 130 | |
HEFI-T/IAI | IAI/IAI/IAI/IAI | 130 | |
ステルス | AP-I/AP-I/AP-I/AP-I | 190 | |
20mm MG151 | 既定 | IT/IT/APHE/HEI | - |
汎用 | IT/HEI/HEI/AP-I | 140 | |
空中目標 | AP-I/HEI/HEI/HEI/HEI/IT | 140 | |
徹甲弾 | APHE/APHE/APHE/IT | 140 | |
曳光弾 | FI-T/FI-T/FI-T/IT/IT | 140 | |
ステルス | HEI/HEI/HEI/APHE/AP-I | 210 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
R | 210mm Wfr.Gr.21 | 2 | -51.8/-**/-** | -4/-**/-** | +1.0/+**/+** | ** | R6への改造 を開発 | 重量221.8kg(1発:110kg) 左→右の順で発射 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター | |||
13mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
新しい13mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
20mm弾薬ベルト | |||
R6への改造 | |||
IV | インジェクター交換 | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | |||
カバー交換 | |||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Fw 190 A-5/U2 |
---|---|
派生機体 | Fw 190 F-8 |
次機体 | Fw 190 D-9 |
解説
特徴
Fw190Aシリーズの事実上の最終形。更なる重武装化を果たし、重戦闘機に匹敵する正面火力と防弾を手にした。特に火力に関しては、外翼の20mmがMGFF/MからMG151へ換装されたため、弾道特性の違いに悩まされることがなくなったことが大きい。そのため、これまでのFw190より素早い撃墜が可能となった。ただし、外翼のMG151は160発*2しかないため、撃ちすぎには依然気をつけよう。防弾は地味に正面エンジンカウルの防弾装甲が増圧され、更にエンジン下部に防弾板が追加されているため殊更硬くなっている。ヘッドオン含む強襲制圧や、爆撃機邀撃が更にやりやすくなった。ただし、これだけの重武装を空冷単発機に詰め込んだ代償で、ピッチレートはFw190Aシリーズの中でも最下位を争う。今更言うまでもないが、格闘戦は厳禁。間違ってもソ連機や速度の乗ったアメリカ機に単純追従してはならない。なお、210mmロケットを積めるFw190は本機が最後で、次のFw 190 F-8では55mmロケットとなり使い勝手が大きく変わる。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
空RBでは基本通り一撃離脱である。この機体の場合は エンジン馬力の増加<MG151統一による重量増大 となっているため、特にそれを徹底しなければならない。幸い、本機は迎撃機リスポーンであるため、必ず迂回上昇を行って高度を取り、攻撃も高度優勢の状態から開始し、成否に関わらずそのまま離脱すべきである。
攻撃すべきターゲットは、第一に水平飛行あるいは単純上昇している敵機である。弾道が統一された20mm機関砲であるため、理想的な攻撃では1秒前後の射撃で敵機を解体できる。第二は味方と格闘戦をしている敵機への横槍である。この戦術を取る場合、敵機の機動に直に追従するのではなく、その予測経路に襲撃を仕掛けてそのまま離脱するといいだろう。ただし、これは熟達したプレイヤーでないと狙った敵を素通りするだけでなく、最悪味方を誤射する危険性もある。なので、常に索敵を欠かさず状況判断するといいだろう。
特性上、本機の格闘能力はFw190Aシリーズの中でも低いので、同高度で敵に気づかれた場合は大体6時方向を狙われる。仮に後ろに付かれた場合、Fw190の基本テクニックであるローリングシザースで攻撃を躱しつつオーバーシュートを狙うのがセオリーである。ただし本機の機動性(特に低速度での縦方向)は良くないので、腕の立つプレイヤーでも成功率は高くはない。なので、予め味方と合流しやすい位置取りを選択し、相手がその予備動作を見せたときにすぐに合流できるようにすると種々のリスクを減らせるだろう。
急降下性能は優秀なので、およそ~6500m前後からダイブすると概ね敵の追撃を振り切れる。相手によってはスコアにならないがマニューバキルを狙う事が出来る。その位の速度になると、こちらも舵の利きが若干悪くなるので早めの引き起こしをするといいだろう。
陸RBでは、Fw 190 A-5と同じ210mmロケットを積むことができるため同じように活躍できる。
機銃がMG151に統一されたことで弾道がバラけなくなり、オープントップやトラックの撃破もしやすくなった。
しかし、ただでさえ悪かった旋回性はさらに落ちているので、より対地攻撃と周辺警戒に集中し、捕捉されそうになったらすぐに逃げよう。
【シミュレーターバトル】
ドイツ戦闘機の基本は一撃離脱戦法であるが、この機体の場合は特にそれを徹底しなければならない。
攻撃は必ず高度優勢の状態から開始し、攻撃の成否に関わらずそのまま真っ直ぐ逃げた方が無難である。
そして攻撃するターゲットは真っすぐ飛んでいる敵機が最も望ましい。味方と格闘戦をしている敵機の機動に追従するのはこの機体では難しいので、射撃センスのあるプレイヤーでないとそのまま通り過ぎるだけでなく、後から救援に来た敵機の餌食となってしまうであろうから、その辺りのリスクを勘案した上で判断するといいだろう。
機動性がFw190シリーズの中でも特に悪いので同高度で敵に気づかれた場合は大体後ろに付かれる事になる。後ろに付かれた場合、ロールで巧みに敵の射撃を躱しつつオーバーシュートを狙うのがフォッケの基本テクニックであるが、この機体は機動性が劣悪なので腕の立つプレイヤーでも逆転は困難かと思われる。
ただし急降下性能は優秀なので、高度を始めに稼いでおけば850km/h位出して敵の追撃を辛うじて逃れる事は出来る。その位の速度になると、舵の利きも悪くなるのであまり鉛直には降下しないように気を付けたい。
史実
Fw190初期型から続いた、事実上の決定版。エンジンに出力増強装置が取り付けられ、20mm機関砲をMG151/20に統一、「敵機の塗装を剥がすのに最適だ」とパイロットから不評だった7.92mm機銃をMG131 13mm機銃に換装し、火力の強化がされた。しかし出力増強装置が付けられたとはいえ、機体重量も増加していたため機動性は落ちてしまった。
登場時こそ卓越した性能で連合軍戦闘機を苦しめたFw190Aだったが、P-47やスピットファイアの性能向上型、さらには新型のP-51などが続々投入される頃になると、それらとの決定的性能差はもはや存在しなかった。そして肝心要のエンジンも開発の停滞により換装が遅れ、馬力向上も上手くいかなかった。モーターキャノンに固執したのが原因ともされるが、戦闘機としての性能向上競争についていけなくなったFw190Aシリーズは、迎撃機または地上攻撃機として使われるようになった。
A型のさらなる改良型として、念願の2000馬力エンジンを搭載したA-9が存在するが、このエンジンはトラブルが多かった。またこれが原因かは不明だが、どういうわけかそのほとんどが戦闘攻撃機型に転用されてしまった。そのためこれ以降、戦闘機型はJumo213エンジンに換装した長鼻のドーラことD型、そして次世代型のTa152に移行することになる予定であった…。
小ネタ
機動性低下の元凶として本ゲームでは不評な20mm4門という重武装だが、これは20mmクラスで爆撃機を撃墜するには平均20~25発の命中弾が必要であったこと、また連合軍側の爆撃機編隊は護衛が厚く、モスキート爆撃機に至っては当時のドイツ軍機では追いつけず、爆撃機正面からの迎撃を多用せざるを得なかったことに起因する。少ない射撃機会で確実に撃墜するために、瞬間火力を少しでも高める必要があったのである。
高火力化された戦闘機によってドイツ空軍は相当数の爆撃機迎撃に成功するが、さすがに連合側も無視できない規模の被害を負ったため、B-17の機首下部に旋回銃座を追加(いわゆるアゴ銃座)するなど対策を施した。後期のA-8を含むドイツ軍迎撃機はさらに火力を高めるべく、当時としては最高クラスの威力を持つ30mm MK108機関砲も装備するようになった。MK108の場合は4発前後の命中弾で爆撃機を撃墜できたとされている。
外部リンク
コメント
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- 機体性能が追いついてない分キルレとか気にせずに乱戦上等ヘッドオン上等でガンガン突っ込めるし、火力とマウスエイムの軽さは一級品だから割と楽しい(ただしAB限定)。 -- 2016-08-31 (水) 07:50:54
- 気が付けばRBでの愛機の一つ。近寄ってくるスピットやマスタングをMGで薙ぎ払うのがもう気が狂うほどきもちええんじゃ -- 2016-09-25 (日) 11:30:08
- rbで空中スタートとか優遇されてんな -- p-47? 2016-10-10 (月) 20:00:28
- P-47NはRBでBR4.7だけど、迎撃機リスポンで上昇力もFw190Aより上だから、普通にA-8の上取れるよ。課金のP-47Mはもっと登る。 -- 2016-10-10 (月) 21:43:23
- rbで空中スタートとか優遇されてんな -- p-47? 2016-10-10 (月) 20:00:28
- 重すぎて使えない...無駄に金だけ取られる銭くい虫 -- 2016-10-17 (月) 01:35:22
- 一撃離脱戦法を身につけないとこいつはただ重いだけのヘッドオンロバになる 偏差ミネンゲショスで敵機が面白いように落とせるぞ -- 2016-10-19 (水) 19:50:08
- アドバイスありがとう。一撃離脱を極めてもう1回使い始めてみるよ -- 2016-10-26 (水) 08:58:08
- 一撃離脱戦法を身につけないとこいつはただ重いだけのヘッドオンロバになる 偏差ミネンゲショスで敵機が面白いように落とせるぞ -- 2016-10-19 (水) 19:50:08
- 小ネタの20mm4『問』を『門』に変更しておきます。 -- 2016-11-15 (火) 21:31:57
- 機体が重すぎて迂回上昇してる間に戦局が決まった後になる -- 2016-11-16 (水) 15:55:41
- この辺まで来たら中高度で待ち構えて味方のおこぼれもらうとかしかないだろうなァ。あとこのランクのアントンなら戦闘機じゃなく爆撃機や攻撃機を優先目標にしても仕方ないんじゃないかなァ。 -- 2016-11-16 (水) 16:14:15
- このBR帯から米爆のリス高度が高くなるから爆撃機迎撃も辛いんよね。対ソならSu6やIl10とか狙うんだけど -- 2016-11-16 (水) 16:59:16
- このBR帯から米爆のリス高度が高くなるから爆撃機迎撃も辛いんよね。対ソならSu6やIl10とか狙うんだけど -- 2016-11-16 (水) 17:01:39
- ワイバーンとかAD-2みたいな芝刈りを狙うのが妥当でしょうねぇ。ただ、その場合は素早く的確に処理する芝刈り機絶対殺すマンになってもらいたい。あんまり時間かけてるとつられて高空制圧しなきゃいけない味方まで下りて行って制空戦に負けちゃうから・・・ -- 2016-11-16 (水) 17:05:19
- この辺まで来たら中高度で待ち構えて味方のおこぼれもらうとかしかないだろうなァ。あとこのランクのアントンなら戦闘機じゃなく爆撃機や攻撃機を優先目標にしても仕方ないんじゃないかなァ。 -- 2016-11-16 (水) 16:14:15
- 期待が上に持ち上がる力が強くなってて操縦しづらくなってるのは気のせい? -- SB? 2016-11-16 (水) 20:43:02
- そりゃきっと気のせいや。どうしても心配ならこの機体に対してあまり強くないという不安を持つことや(モウロク -- 2016-11-16 (水) 23:47:43
- ABならこいつとFw 190 D-9どっちをデッキに入れておくべきだと思う? -- 2016-11-20 (日) 13:47:39
- 機体性能は圧倒的にドーラ。火力は圧倒的にこっち。ABならあとは好みじゃないかなァ~ -- 2016-11-20 (日) 13:55:13
- ありがとうございます。機体性能的にはやはりドーラですか。ドーラの改修を進めようと思います。 -- 木主 2016-11-20 (日) 21:11:05
- 機体性能は圧倒的にドーラ。火力は圧倒的にこっち。ABならあとは好みじゃないかなァ~ -- 2016-11-20 (日) 13:55:13
- んーsbだとロールした方向に機首が傾く&下がる。しかも大抵の飛行機は反応乗数0.8にすれば全力旋回しても180度までなら錐揉みしないのにこいつはすぐ錐揉みしちゃうからすごく使い辛い。加速と武装は良いんだけどね・・・ -- 2016-12-12 (月) 02:32:41
- 主翼の下についてるヒゲみたいなの何だろ?あれ毟ったらもうちょっと軽量化できるかな -- 2017-01-26 (木) 12:19:24
- あれで敵パイロットをピンポイントで突き刺してキルする物だゾ(大嘘) -- 2017-01-26 (木) 13:43:45
- レーダーと味方との通信機能が喪失しますがよろしいですか? -- 2017-01-30 (月) 11:42:43
- 陸RBでA-5かA-8かF-8だとどれをデッキに入れたらいいですかね? -- 2017-01-30 (月) 04:23:42
- 用途によるでしょ。対地重視ならF-8一択。 -- 2017-02-28 (火) 12:15:08
- 個人的にA-5からF-8に乗り換えるほうがいいいきなりあの1T爆弾扱うの難しいぞ -- 2017-02-28 (火) 18:03:17