日本 RankⅢ 重戦闘機 J5N1 / 天雷
概要
Ver1.89で実装された日本ランクⅢ重戦闘機。雷電と同じく海軍局地戦闘機として開発された。
来るべき超重爆を迎え討つべく20mm機銃と30mm機銃を2丁づつ装備し、コクピット正面に厚めの防弾も施されている。
大火力と重装甲、高い運動性を誇りながら、遂に量産を見なかった幻の双発局戦である。
機体情報(v2.5.1.56)
必要経費
必要研究値(RP) | 46,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 150,000 |
乗員訓練費(SL) | 48,000 |
エキスパート化(SL) | 150,000 |
エース化(GE) | 820 |
エース化無料(RP) | 440,000 |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | 1,400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 5.3 / 5.3 / 5.3 |
RP倍率 | 1.6 |
SL倍率 | 1.4 / 3.8 / 3.5 |
最大修理費(SL) | 2,300⇒3,035 / 8,000⇒10,248 / 7,700⇒9,863 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 639⇒690 / 622⇒663 |
(高度6,500m時) | |
最高高度(m) | 11,000 |
旋回時間(秒) | 28.1⇒26.5 / 28.9⇒27.0 |
上昇速度(m/s) | 14.4⇒22.6 / 14.4⇒18.0 |
離陸滑走距離(m) | 420 |
エンジン型式 | 中島 誉二一型 |
最大出力(hp) | 1,611⇒1960 / 1,594⇒1765 |
離陸出力(hp) | 1,825⇒2174 / 1,808⇒1979 |
毎秒射撃量(kg/s) | 7.14 |
燃料量(分) | min27分 / 30分 / 45分 / 1時間 / max1時間30分 |
限界速度(IAS) | 810 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 320 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)431 km/h, (離陸)406 km/h,(着陸)280 km/h |
主翼耐久度 | -3G ~ 10G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機関砲 | 30mm 五式機関砲 | 2 | 120 | 機首 |
機関砲 | 20mm 二号機関砲 | 2 | 700 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
30mm 五式機関砲 | 既定 | P/HEF/HEF-I/HEF-T | 23 | 19 | 14 | - |
汎用 | HEF-T/HEF-I/HEF/PT/HEF/HEF | 23 | 19 | 14 | 100 | |
曳光弾 | HEF-T | 3 | 3 | 3 | ||
ステルス | HEF/HEF/HEF/P | 23 | 19 | 14 | 150 | |
20mm 二号機関砲 | 既定 | T/FI/FI/AP-I | 24 | 16 | 10 | - |
汎用 | HEF-T/HEF/HEF/AP-I | 24 | 16 | 10 | 250 | |
地上目標 | AP-I/AP-I/AP-I/AP-I/HEF/HEF-T | 24 | 16 | 10 | ||
曳光弾 | HEF-T | 2 | 2 | 2 | ||
ステルス | HEF/HEF/HEF/AP-I/AP-I | 24 | 16 | 10 | 370 |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 3100 | 6700 |
ラジエーター | |||
20mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 3500 | 7600 |
機体 | |||
30mm弾薬ベルト | |||
III | 主翼修理 | 3900 | 8400 |
エンジン | |||
新しい20mm機関砲 | |||
IV | インジェクター交換 | 5100 | 11000 |
カバー交換 | |||
新しい30mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
頑丈なフラップに加え外翼前縁にスラットを装備しており、単発戦闘機並みの良好な旋回率を発揮する。一方で最高速度や高高度性能は取り立てて良くもなく、双発重戦としては不安が残る。
局戦だけあって敵防護機銃への対策が極めて厳重であり、自動防漏タンク・防弾ガラスに加えパイロット正面に20mmもの傾斜装甲を配し、正面に限って言えば文字通り戦車並みの重防御を誇る。ただし背面や床下は無防備なので、IL-2などとは毛色の違う対重爆に特化した防御と言える。
武装は五式30mm銃と九九式二号20mm銃を機首に2丁ずつ搭載し、装弾数はそれぞれ120発、700発となっている。30mmは弾数こそ少ないものの、13.2mm銃並みの砲口初速と重爆を数発で引き裂く破壊力を兼ね備えており、20mm二号銃は発射レートこそ遅いものの、一号銃や陸軍のホ5と比べて弾道が落下しにくい。
これら高精度な武装が機首に集中配置されているので、腕が良ければ1Km以上の距離から敵機を叩き落す事もできるだろう。短時間ながら鋭い旋回と長射程を組み合わせれば、運動性に勝る敵機を射線に捉え得る。
BRは5.3と、武装と装甲を加味してか中々高めに設定されており、BRの近い重戦闘機であるツインマスタングと比較すると、速度と上昇で劣り、旋回性能で優っている。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
機体の武装がややアンバランスである。20mmの弾数が豊富だが、30ミリは2門120発しかなく適当に撃っているとすぐに切れてしまう。30ミリは爆撃機の迎撃や確実に当てられる場合にのみ使用し、敵機への牽制や自機に気づいていない敵機、クリティカルヒットを多数入れて挙動が悪くなっている相手などには20ミリのみを使用することをおすすめする。
性能の面に関しては、重戦闘機ではあるが良好な機動力を持つため、単発機相手にもある程度対抗できる。しかし低速になってしまうと鈍重なので、速度を殺さないために基本的に一撃離脱を心がける必要がある。高馬力を活かした縦方向への機動(吊り上げやインメルマンターンなど)のほうが横方向の機動よりも適している。防弾ガラスと防弾板が正面にありしかもかなり厚いので一見するとヘッドオンに強そうに見えるが、日本機の例に違わず、燃料タンクに当たると簡単に火を噴いてしまうため、特に燃えやすいブローニング機銃持ちのアメリカ相手の撃ち合いや、爆撃機の真後ろにつくのはなるべく避けたほうがよい。30ミリの弾道が良いため、仮にヘッドオンをする際は30ミリを敵機の進行方向に向けて撃つ事により有効な打撃を与えられるようになるかもしれないが、上でも書いてある通り30ミリの弾数が少ないため、そこは自機の弾数と相談して撃つかどう考えべきである。1.2km程度で回避運動を始めると被弾を避けつつも相手に有効射を与えられる確率が高まる。ヘッドオンは練習すれば安定してキルが取れるようになるので、練習しよう。
MECをする場合は、ラジエーターは30から40程度まで開けておき燃料混合率は65%にする事により、元から良い上昇速度を更に上げることができる。過給器は4000mあたりで2速に入れよう。
【シミュレーターバトル】
双発機にしては優秀な旋回率はSBでも健在。特に横方向の旋回率は重量級単発機にも匹敵する。しかし、重量面や縦の旋回率では比べるべくもないので、無暗に近距離で切り返すと途端にぼろを出してしまうだろう。勿論単純な横旋回でも本機より回る機体は幾らでもいるので、おかしな事は考えず、エネルギー優位を保てる場合のみ中距離格闘戦を試みる事。調子に乗って巴戦に持ち込まれないように注意しよう。ともあれ、本機の妙味はやはり重爆迎撃にあり、ランク4ECの初手から五式30㎜銃を持ち出せる徳は大きい。これまで通り敵重爆の侵攻ルートを予測して予め上空に先回りし、直上から突っ込めば機首の30㎜銃が解決してくれる。こちらの更に上を取ってくる敵エースには十分注意を払おう。直上を奪えない場合は20㎜の傾斜装甲の出番だが、あまり過信しないように。AI銃手は機首ではなく両翼のエンジンを狙ってくるからだ。
史実
中島十八試局地戦闘機「天雷」は、昼間に来襲する敵爆撃機の迎撃を主任務とする機体である。昭和18年4月17日、海軍は中島飛行機に開発を指示した。この時の仕様は誉21型エンジンを使用し、武装は20mm機銃2挺、30mm機銃2挺、最高速度は高度6000mで667km/h、上昇力は高度6000mまでに6分、高度8000mまでに8分30秒、実用上昇限度11000m、また搭乗員と燃料タンクの防弾、良好な視界と軽快な運動性が求められた。誉21型は離昇出力1990馬力を発揮するエンジンとして計画されていた。結果的にはこのエンジンが天雷の性能発揮上の最大のネックとなっている。
こうした高性能を実現するため、中島側は重量過大化の防止、機体の小型化(全長11.46m、全幅14.40m)、翼面積を32平方mに切り詰めるなどの対策を講じた。この数値は烈風と同等の値である。また翼面馬力と翼面荷重(229.5kg)は日本機でも記録的な高さとなった。その反面、離着陸性能と格闘戦性能の問題をクリアするため、主翼前縁にスラットを設け、後縁には空戦フラップ兼用の親子式ファウラーフラップを装備した。防弾は操縦席前面に20mm鋼板、前面風防に70mmの防弾ガラスが装備されている。ほか、燃料タンクに防漏式を採用した。
1号機の完成は昭和19年6月である。しかし完成後の本機が試験飛行に入ると、エンジンカウリング周りとフラップ形状が干渉して気流がはがれるナセルストール、またこの抗力によって速度が落ち、さらに振動問題が発生した。エンジン後方の翼形状を変更するなどの処置をとったが結果は思わしくなかった。しかし、最大の問題は誉エンジンが振動と油漏れを起こし、額面通りの出力を発揮しないことであり、このため本機の最高速度は高度6000mにて596km/hにとどまった。上昇力も高度6000mまで8分、上昇限度は9000mどまりであった。また機体重量も軽減努力にかかわらず仕様を上回った。全備重量は7300kg、過荷重量は8200kgである。ただし、本機の操縦性自体は良好であった。フラップを30度下げ、スラットを開けば特殊飛行も容易に行えた。単発戦闘機にも劣らない空戦性能を得られたという報告も存在する。機首上面を大きく斜めに下げているのは視界を良好にするためである。ほか量産に留意し、部品数と工数を節減し、分割構造を採用している。
製作数は6機。20年1月には1000機生産の予定も検討されたことがあるものの、性能不足から製作は打ち切られた。2号機はフラップ後縁に導風板を追加して成形し、5、6号機は複座型である。また3号機、5、6号機には斜銃を搭載、実用実験を行っていた。斜銃は胴体中央部に20mm機銃4挺もしくは30mm機銃2挺とされる。ほか爆弾60kgを2発搭載。
派生型の検討案として天雷改(J5N2)が存在する。これはエンジンを誉41型に換装するものだった。
・参考文献『日本海軍機全集』平成10年、文林堂 ほか
--加筆求む--
小ネタ
某海戦ゲームで日本の超空母の白龍と赤龍の爆撃機兼雷撃機として採用されている。その爆撃機が搭載しているのは、真珠湾攻撃で九七式艦攻が水平爆撃でを戦艦アリゾナを一撃の元に葬り去った九九式八〇番五号爆弾である。双発の局地戦闘機が艦載機として800kg爆弾で急降下爆撃するなとか言ってはいけない
外部リンク
コメント
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- これ使うならキ83使ったほうがいいと思うんですけどどうなんですかね?(RB) -- 2022-09-13 (火) 02:50:42
- 通常はこっちではなく下のコメント欄使った方がいいです -- 2022-09-13 (火) 08:14:42
- ZawaZawaコメント欄が使用できない時などにが守れない奴に質問する権利無いから -- 2022-09-13 (火) 12:09:28
- 天雷vsキ83さあどっち -- 2022-10-30 (日) 19:14:07